2010.11.09
▼12月4日(土)BEAT Seminar「書く力を育てる大学教育」を開催します。ソーシャルメディア時代にますます重要になっている書く力の育成について、ライティングセンター、授業、教育システムの観点から議論します。
皆様のご参加をお待ちしております。
■日時
2010年12月4日(土) 14:00~17:00
■場所
東京大学 本郷キャンパス
情報学環・福武ホール(赤門横)福武ラーニングシアター(B2F)
アクセスマップ>>http://www.beatiii.jp/seminar/seminar-map44.pdf
■内容
1.講演1 14:05-14:45
「テクニカルライティングとライティング教育」
冨永敦子(早稲田大学)
2.講演2 14:50-15:30
「読みを支援して書くことに繋げるライティング支援」
望月俊男(専修大学)
3.参加者によるグループディスカッション 15:40-16:00
4.パネルディスカッション 16:00-17:00
「書く力を育てる大学教育」
司 会:北村智・椿本弥生・高橋薫(東京大学)
パネラー:
冨永敦子(早稲田大学)
望月俊男(専修大学)
山内祐平(東京大学)
■定員
180名(お早めにお申し込みください)
申込ページ:http://www.beatiii.jp/seminar/index.html
■参加費
無料
■懇親会
セミナー終了後1F UTCafeにて
参加希望者(¥3,000)
2010.10.26
11月22日(月)午後4時より、東京大学駒場キャンパス723教室で学びの空間に関する講演をします。
この講演は駒場祭連続講義「日本の未来、メディアの未来」の一コマとして実施されるもので、情報学環教育部研究生が企画した催しです。私以外にも情報学環教育部に関係する教員や実務家の方の講演がありますので、ぜひお越しください。
詳しい情報は、以下のURLからどうぞ。
【山内 祐平】
2010.10.20
大学院情報学環・学際情報学府創立10周年記念シンポジウム
「智慧の環・学びの府――情報知の熱帯雨林の10年――」
【来週からウェブで受付を開始します】
大学院情報学環・学際情報学府創立10周年記念シンポジウム from todai iii on Vimeo.
2000年からスタートした東京大学大学院情報学環・学際情報学府は、今年で創設10周年を迎えました。学環・学府では、これを記念して、来る11月12日(金)にシンポジウムを開催いたします。
長尾真氏(国立国会図書館館長/元・京都大学総長)、鷲田清一氏(大阪大学総長)、濱田純一氏(東京大学総長/情報学環初代学環長)という、日本における知の制度設計をリードする三者が一堂に会しての鼎談のほか、学環ゆかりの方々(同窓生、海外研究者、オブザーバー、非常勤講師、元教職員など)のメッセージなどを交えつつ、学環・学府の来し方行く末を描くプレゼンテーション、現役大学院生による研究室紹介のパネル展示など、盛りだくさんの内容を予定しています。
東大の全学を横断するネットワーク型組織「学環・学府」の10年のあゆみを振り返るとともに、情報知の「これから」を構想する、この貴重な機会に、ぜひご参加ください!
■タイムテーブル:
15:00~15:30 主催者・来賓者あいさつ
15:30~16:30 学環・学府プレゼンテーション「もう10年、そしてこれから」
(休憩)
16:45~18:00「学環的なるものの未来:情報知の21世紀を俯瞰する」
長尾真鷲田清一濱田純一
※当日は、Ustream中継、ツイッター連動なども予定しています。
2010.10.12
社会的ネットワーク分析ワークショップ~ソーシャルメディアの教育利用を評価する~を開催します。
最近、TwitterやSNSといった利用者のつながりを広げていくソーシャルメディアの利用が注目を浴びています。教育においても授業外の学習支援の1つのツールとして利用され始め、ソーシャルメディアの教育利用においては学習者のつながりがどのように学習活動、しいては学習成果にむすびついているかが重要な評価項目の1つとなるでしょう。その評価法の1つとして社会的ネットワーク分析があります。社会的ネットワーク分析は人などのオブジェクトのつながりをネットワークとして捉え、オブジェクト間の関係性やその強さ、方向などを可視化することで、関係の特徴を分析する手法です。しかし、教育関係の研究ではまだ使用され始めたばかりで、研究者の中でも広まっていない状況にあり、その理解も不十分だと思われます。今後、ソーシャルメディアの教育利用、それに関する研究が注目され、増えていく中、社会的ネットワーク分析は大変有用なツールになることでしょう。
今回はSNSやTwitterなどのソーシャルメディアを教育利用している研究者や実践家で社会的ネットワーク分析に興味がある方や評価法でいろいろ検討されている方でも社会的ネットワーク分析のことがよくわからない方や使ったことがない方など初心者を対象に社会的ネットワーク分析に関するワークショップを開催し、社会的ネットワーク分析の使用に関する基本的な知識を学習し、実際の研究事例について紹介を行います。そして、今後の教育・学習研究における社会的ネットワーク分析の利用について議論を行いたいと思います。
主催:日本教育工学会企画委員会
共催:外国語教育メディア学会
協賛:東京大学情報学環ベネッセ先端教育技術学講座
開催日:2010年11月20日(土曜日)
時間:14時00分から17時00分まで
場所:東京大学 情報学環・福武ホール 地下2階 福武ラーニングスタジオ
定員:30名(先着)
対象:社会的ネットワーク分析について初心者の方を対象としています。
例えば、電子掲示板、SNS、Twitterなどのソーシャルメディアの教育利用をされていて、分析方法に迷われている方や、社会的ネットワーク分析の名前は知っている、興味はあるが使ったことがない方など。
参加費:無料
プログラム
14時:趣旨説明
14時10分~14時50分:講師:林一雅 氏(東京大学 東京大学教養学部附属教養教育高度化機構)
社会的ネットワーク分析の基本的知識・方法について
15時~15時40分:講師:住政二郎 氏(流通科学大学 商学部 講師)
研究事例:アクセス解析とネットワーク分析を利用した外国語教育研究
15時50分~16時20分:グループ議論(グループに分かれて、応用的な利用について議論を行い、発表する)
16時20分~16時50分:発表(5人1グループ 6グループ 1グループ5分)
16時50分~17時00分:閉会挨拶:日本教育工学会企画委員会 委員長 木原俊行(大阪教育大学)
企画提案者: 山田政寛(金沢大学) 松河秀哉(大阪大学) 住政二郎(流通科学大学)
参加ご希望の方は
・ お名前
・ ご所属、職位
・ メールアドレス
・ 緊急連絡先
・ 社会的ネットワーク分析をどれほど知っているか
(「かなり知っている」、「ある程度知っている」、「名前は聞いたことがある」、「全く知らない」から
お選びください)
を山田(masanori-y [atmark] el.kanazawa-u.ac.jp)までお送り下さい。
先着になっておりますので、お申し込みなられた方はご出席の程、宜しくお願い致します。
お問い合わせ先
金沢大学 山田政寛
masanori-y [atmark] el.kanazawa-u.ac.jp
2010.09.28
山内が代表理事を務めているNPO Educe Technologiesで、学びの場づくりを考え実践する大学生向け勉強会「FLEDGE」を開催しています。
ワークショップの企画・デザインについて実践的に学ぶことができますので、ご関心のある方はぜひお申し込みください。
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学びの場づくりを考え実践する大学生向け勉強会『FLEDGE』では、3期メンバーを募集いたします!!
FLEDGEとは「これからの社会のために、よりよい学びとは何かを考え、学びの場を自ら創りだし、増やしていく」というコンセプトのもと、理論と実践を行き来しながら進む大学生向けの勉強会です。第3期では、ワークショップのデザインについての理論を学ぶとともに、実践現場の観察や実践者へのヒアリングなどを行います。その上で、最終的にはメンバー自身でワークショップを企画し、実践する予定です。
[参加資格]
大学生(大学院生は除く。)
下記に挙げた活動日に全て参加できる方。
定員10名程度
[実施概要]
10月から3月の半期で終了します。
勉強会は毎月1回程度開催されます。
活動時間は18時~20時 です。
勉強会への参加は無料です。(※実費が発生する場合を除く)
[内容]
第1回
10月18日(月)
ガイダンス
/ワークショップ体験
第2回
11月15日(月)
ワークショップ調査発表(1 )
/ワークショップ企画MTG(1)
第3回
12月20日(月)
ワークショップ実践(1)
第4回
1月17日(月)
ワークショップ調査発表(2)
/ワークショップ企画MTG(2)
第5回
2月21日(月)
ワークショップ実践(1)
第6回
3月21日(月)
活動報告会
[活動場所]
東京大学本郷キャンパス福武ホール 地下2階スタジオ1
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/
[主催]
NPO法人EduceTechnologies http://www.educetech.org/
[3期ディレクター]
山田小百合(日本女子大学4年)
渡邉貴大(早稲田大学4年)
[責任者]
山内祐平(NPO法人EduceTechnologies代表理事/東京大学大学院情報学環准教授)
森玲奈(NPO法人EduceTechnologies理事/東京大学大学院情報学環特任助教)
[連絡先] educe.fledge[atmark]gmail.com
■参加したい!という方、興味があるという方は・・・
下記URLから必要事項をお書き込みいただき、【課題】にもお答え下さい。
申し込みフォームは、10月10日(日)までにお申し込み下さい。
応募人数が多数の場合、先着者より選考させていただく可能性がございます。ご了解ください。
募集フォームURL http://ow.ly/2Jbsw
「FLEDGE(フレッジ)」名称の由来
FLEDGE=Future Learning Environment Design Generation
"未来の学びの場をデザインする若き世代"というような意味です。
また、"fledge"には、ひなを巣立ちまで「育てる」という意味と、
自ら「巣立つ」という2つの意味があります。
新しい学びの場を社会にアウトプットしていきながら、
我々自身も学び「学びの実践者」として社会へ巣立っていく
勉強会にしたい!という願いを込め、この名前に致しました。
2010.09.16
産経新聞・MSN産経ニュースにiPadとTwitterを使って高校生の学習を支援するSoclaプロジェクトの取材記事が掲載されました。研究室の大学院生もファシリテータとして活躍しました。
「紙よりiPad?! 簡単操作・多様性で教育現場に」 http://ow.ly/2EYUB
[山内祐平]
2010.09.09
マイコミジャーナルに、9月4日(土)に開催されたBEAT Seminar「外国語学習のソーシャルイノベーション」に関する記事が掲載されました。
http://journal.mycom.co.jp/column/bizenglish/043/
[山内 祐平]
2010.08.31
第3回保育環境デザイン研究会「子どもがワクワクする遊びの環境をデザインする」のご案内
人間形成における重要な時期に、子どもが長時間過ごす保育園。どのような保育環境を提供することが質の確保につながるのでしょうか。生活の場としての役割が大切な保育空間に、学びという視点をどう取り入れていけばよいのでしょうか。
この研究会では、これらの問題について、保育[Child Care]、子どもの発達[Child Development]、子どもの遊び[Children's Play]、学習環境[Learning Environments]、空間デザイン[Architectural Design]という多様な視点(CDPLA)を切り口に、保育・幼児教育関係者、建築関係者、研究者等多様なバックグラウンドの皆さまとともに考えていきたいと思います。
第3回は桑原淳司先生をお招きし、子どもの遊び環境や遊具開発にまつわる研究、さらに先生が長年取り組まれている遊具デザインの授業について紹介して頂きます。
下記に詳細をご案内申し上げます。
皆さまのご参加をお待ちしております
-----------------------【第3回研究会】-----------------------
■日 時:9月16日(木)16:00-18:00
■場 所:東京大学本郷キャンパス
東京大学 情報学環・福武ホール B2F ラーニングスタジオ1
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
都営大江戸線 本郷三丁目駅 (徒歩7分)
東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅 (徒歩8分)
東京メトロ千代田線 湯島駅 (徒歩20分)
東京メトロ南北線 東大前駅 (徒歩10分)
■定 員:20名
■テーマ:子どもがワクワクする遊びの環境をデザインする
■講 師:桑原淳司 (日本大学芸術学部デザイン学科 教授)
■参加費:無料
■参加方法:
ccd.pla【アットマーク】gmail.com までメールにてご連絡ください。
(お手数ですが【アットマーク】を@に変換お願いいたします。)
〆ココカラ============================================
参加申し込みフォーム
9月12日(日)までにお申し込み下さい。
人数が多数の場合は先着順とさせていただきます。
第3回保育環境デザイン研究会 に申し込みます。
氏名:
フリガナ:
所属:
メールアドレス:
この情報をお知りになったきっかけ:
( )
ご興味をもたれた理由などありましたらお願いします
( )
〆ココマデ============================================
■主催:東京大学 情報学環・福武ホール アフィリエイトプログラム
■共催:(株)ミサワホーム
■企画担当:佐藤朝美(東京大学大学院 情報学環 助教)
2010.08.17
高校生と大学生・社会人をTwitterでつなぐ、Soclaプロジェクトは、進路や就職について調べる一般プログラムを無事終了し、大学や企業のプロジェクトマネージャーの鞄持ちをしながら、働くことについて考えレポートをまとめる特別プログラムに進んでいます。
このSoclaプロジェクトについて、8月18日(水)19:10分から、東京FMの「Timeline」というコーナーで10分ほど報告させていただくことになりました。高校生の学びの実際について、カフェグローブ代表取締役の矢野貴久子さんとお話しさせていただきます。よろしければぜひお聞きください。
首都圏の方は、インターネットでradiko.jp経由でもお楽しみいただけます。
[山内 祐平]
2010.08.04
▼7月30日付で以下のプレスリリースを出しました。現在、実践の真っ最中です。
2010年7月30日
【報道関係各位】
国立大学法人東京大学
株式会社ベネッセコーポレーション
東京大学とベネッセコーポレーション、高校生と大学生・社会人をソーシャルメディアで接続する学習支援プログラムについて共同研究を開始
国立大学法人東京大学と株式会社ベネッセコーポレーションは2010年8月より高校生と大学生・社会人をソーシャルメディアでつなぎ、高校生の学習を支援するための共同研究を開始いたします。
この共同研究で展開されるソーシャルラーニングプログラム「Socla(ソクラ)」では、高校生が一人一台iPadを持ち、Twitterを利用して大学生や社会人のサポートを受けます。Soclaは①プロジェクト学習②基礎学習の、2つのステージに分かれています。プロジェクト学習においては、働くことや大学進学の意味について学び、基礎学習においては読解・作文など基本的な学習スキルを身につけることを目標にしています。2010年度は、高校生約20名、大学生・社会人約10名によるプロジェクト学習に関する実証実験を行います。さらに2011年度にプロジェクト学習と基礎学習を統合するための研究を行い、学習成果を評価する予定です。「Socla(ソクラ)」は、TwitterとiPadを利用した学校外学習プログラムとして日本初の取り組みになります。
このたびの共同研究は東京大学大学院情報学環に設置された寄付講座「ベネッセ先端教育技術学講座 (BEAT)」を拠点として行われ、東京大学は学習プログラムの開発と評価を担当します。ベネッセコーポレーションは基礎学習における学習支援に関する知見を提供する予定です。
東京大学とベネッセコーポレーションは今回の共同研究において、双方の強みを最大限に活かして、普及が見込まれるタブレット型端末とソーシャルメディアを利用した今までにない学習モデルの構築を目指します。
【本件に関する報道関係からの問い合わせ先】
東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座
准教授 山内 祐平
Tel 03-5841-2663
Email: contact@beatiii.jp
株式会社ベネッセコーポレーション
広報部 坂本
Tel 042-356-0657
<参考資料>
■プロジェクト学習のスケジュール
8月2日(月)〜13日(金) [一般プログラム]
約20名の高校生が、大学生活、就職、進路・キャリアの3グループに分かれ、Twitterで大学生・社会人のサポーターと議論しながら自らの将来を考える調査学習を行います。最終日の13日には発表会が行われます。
8月16日(月)〜21日(土)[特別プログラム]
一般プログラム参加者の中から数名の希望者が、下記の有識者の鞄持ち体験を行い、Twitterで大学生・社会人のサポートを受けながら働くことの意味についてレポートを作成します。最終日の21日には発表会が行われます。
※13日、21日の発表会の日はご取材いただくことが可能です。
取材をご希望の場合は、お問い合わせ先に事前にご連絡下さい。
■ご協力いただく有識者
大堀 真 (株式会社SRAプロフェッショナルサービス 代表取締役)
酒匂 信匡(信州大学電気電子工学科准教授)
白木 夏子(株式会社HASUNA 代表取締役)
■ご協力いただく高等学校
湘南工科大学附属高等学校
聖学院中学校・高等学校
文京学院大学女子高等学校
安田学園高等学校
■ベネッセ先端教育技術学講座
2004年度に東京大学に株式会社ベネッセコーポレーションの寄附によって設置された寄付講座。モバイル・ユビキタス技術を利用した学習環境の構築、学習文脈情報を利用した教育システムの構築、教育コンテンツの動的生成・集合知を用いた学習環境の構築などについて研究を進めている。(http://beatiii.jp/)
■Twitter
日本で約1000万人が利用するソーシャルメディアサービス。日常起こったことなどを140字以内でつぶやく簡易型ブログサービスとして急成長している。
■iPad
Apple社から2010年4月に発売されたタブレット型情報デバイス。キーボードがなく画面を指で操作する直感的なインターフェイスを備え、既存のPCが十分浸透しなかった教育利用や高齢者の利用などが期待されている。