BLOG & NEWS

2017.01.06

【2016年、山内研ではこんなことあったよ】M1のおすすめ授業

こんにちは。山内研M1の林怡廷です。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
皆さんは2017年をどんな一年にしますか?私は今年こそ早寝早起きの一年にしたいです。去年も同じようなこと言った気がしますが、頑張りたいと思います。
寒い日が続きますが、ブログを読んでくださる皆さんもどうぞお体にはお気をつけてください。

さて、M1が担当するシリーズの第二弾です。今回はおすすめの授業について書きたいと思います。

まずは学際情報学府の必須授業となっている「学際情報学府概論II」について紹介したいと思います。
学際情報学府の担当教員の専門領域に関するテーマを選んで、グループで課題に取り組むというワークショップ形式で行われていました。
学際情報学府の教員方々は、文理を超えた各領域の専門家であり、面白いテーマをたくさん用意してくれました。
せっかく異なる研究分野に触れる機会なので、自分の専門ではないけど興味あるテーマを選ぶことをおすすめします。もちろん山内研の人は皆それぞれ興味のあるテーマを選びました。
私が先端表現情報学コースの暦本先生が担当した「情報技術の進展に伴い新たな職業」というテーマに取り組みました。
AI技術の進展と共に、将来にはたくさんの職業が消えるということはよく耳にすると思います。一方、きっと新たな職業も生まれるでしょう。
社会背景と科学技術の両軸で、将来に生まれる職業を考えて、プレゼンしました。
グループは情報、法律、教育といった様々な分野を専攻している学生で構成されたため、異なる視点で活発な議論ができたのではないかと思います。
これから学際情報学府に入学される方にはぜひこの授業に楽しく参加していただけたらと思います。

次に紹介したい授業は、山内先生の授業である「学習環境デザイン」です。
実際に行われた事例とその背景になる理論を取り上げつつ、空間・活動・共同体・人工物という四つの軸に基づき、未来の学習環境をデザインするというグループワークをやりました。
本年度のグループワークのテーマは「高齢者に向ける新たな学習施設」でした。高齢化していく社会の中で、生涯学習は重要であるということは言うまでもありません。将来、私たちは学校から卒業したら一生働き続けるのではなく、ある時点で学び直し、また職場に戻ることが増えていくでしょう。このようなニーズがある人たちに対して、どのような学習環境が最適なのでしょうか?
高齢者のために考えている時に、自分もいつか高齢者になったら、どのような学びが欲しいのか、どのような経験をしたいのか、色々考えていました。
最後の発表では①日本の伝統文化とサブカルチャーを取り上げたプログラム、②地域創生の人材育成プログラム、③自己探索に着目したプログラムという3つの提案がありました。同じテーマから発展したものですが、グループそれぞれの着眼点が異なり、とても興味深い発表でした。

以上、おすすめの授業でした。学際情報学府の中では科学技術・社会学・メディア論・ジャーナリズムなど、様々な研究分野があるため、面白い授業もたくさんあります。本当はおすすめしたい授業まだまだありますが、紙面の関係で2つだけ紹介しました。もっと詳しく知りたいという方は、ぜひお話しましょう。
そして、次回は根本さんから夏合宿のレポートをお届けしますので、お楽しみに!

【林怡廷】

PAGE TOP