2017.02.24
岩波講座 教育 変革への展望 第5巻「学びとカリキュラム」が2月24日に刊行されました。
山内が9章「ICTメディアと授業・学習環境」を執筆しています。
序論 学びとカリキュラム.........秋田喜代美/佐藤 学
Ⅰ 学びのデザイン
1 学びをめぐる理論的視座の転換 .........白水 始
2 教室のコミュニケーションから見る授業変革 .........一柳智紀
3 授業づくりにおける教師の学び .........秋田喜代美
4 知識基盤社会における学力の構造と理数科リテラシー .........藤村宣之
Ⅱ カリキュラムの系譜と展開
5 学校改革とカリキュラム変革の歴史と現在 .........石井英真
6 「グローバル化」と英語教育カリキュラム .........斎藤兆史
7 民主的市民の育成と教育カリキュラム .........小玉重夫
8 アート教育カリキュラムの創造──ひとつの予備的考察 .........今井康雄
9 ICTメディアと授業・学習環境 .........山内祐平
10 新しい学力像と評価のあり方 .........田熊美保/秋田喜代美
2016.09.22
東京大学情報学環・福武ホールでは、計画点検のため停電が予定されています。停電に伴い、本ウェブサイトは下記の時間帯、停止します。
2016.09.20
10月15日(土)に、山内研究室が所属する大学院学際情報学府 文化・人間情報学コースの冬季入試説明会を開催します。
受験をお考えの方はぜひご参加下さい。
(冬季入試は若干名募集で12月出願の上1月から2月に実施されます。)
In the afternoon of Saturday October 15th, there will be the orientation for the WINTER entrance examination
for the Cultural and Human Information Studies Course.
RSVP and entry fee are not needed. Join us!
ごあいさつ
文人は冬もやる!
東京大学大学院学際情報学府にある5コースの一つ、文化・人間情報学コース(略して文人コース)は、
「人間・環境」「歴史・文化」「メディア・コミュニケーション」をカバーエリアとし、文系、理系、美系が入り交じる情報知の熱帯雨林のようなところです。
これまで文人コースでは、夏季に修士課程入試をおこない、冬季に博士課程入試をおこなってきました。
しかし・・・
2017年度入試(2016年度に実施)から、冬季にも修士課程入試をおこなうこととなりました!
そのための説明会を下記の要領で開催します。
当日は文人コースのスタッフが次のような話をします。
・冬季入試の概要説明(あくまで概要説明です。詳しくは募集要項をご覧下さい)。
・文人コースでは、どんな研究ができるのか、どんな学生がいてどのような研究をしているのか。
・文人コースでは、どんな学生に来てほしいと思っているのか。
全体説明のあとに直接質疑応答できる場を設けます。
卒論を書き始めて、研究というものがどんどんおもしろくなってきている人。
ぜひお誘い合わせの上、ご参加下さい。
文化・人間情報学コース スタッフ一同
Date:
2016年10月15日(土)12:30-14:00
12:30-14:00, Saturday October 15, 2016
Venue:
本郷キャンパス福武ホール地下2階福武ラーニング・スタジオ1
Fukutake Learning Studio #1, B2F, Fukutake Hall, Hongo Campus
Program:
12:30-13:30 文人コースと冬季入試の概要説明 Overview of the Winter Exam
13:30-14:00 参加スタッフとの懇談 Discussion Meeting
※事前登録、参加費はいずれも不要です。
2016.05.12
6月5日(日)に大学院学際情報学府の入試説明会が開催されますが、この日の午前中に、山内研究室が所属する文人コースの入試説明会も開催されることになりました。
ふるってご参加下さい。事前登録、参加費はいずれも不要です。
ごあいさつ
情報学環?
学際情報学府??
文化・人間情報学コース???
なんだかおもしろそうだけれど、なんだかよくわからない。
試験科目が別みたいだけれど、他のコースと中身はどうちがうのか。
自分はこれこれこういう研究がしたいんだけれど、はたしてそれを受け容れてくれるのか知りたい。
私たちは、こういう声を毎年数多く耳にしてきました。
お待たせしました!
文化・人間情報学コース(略して文人コース)では、学府全体の入試説明会とは別に、今年から文人コースとしての説明会を開催します。
学府全体の入試説明会は6月5日(日)午後ですが、同日午前に同じ会場で開催。
文人コースの有志のスタッフが次のような話をします。
・自分の研究室ではどんな研究ができるのか。
・自分の研究室にどんな学生がいてどのような研究をしているのか。
・どんな学生に来てほしいと思っているのか。
そのあと、個別のスタッフとみなさんが直接質疑応答、懇談する場を設けます。
文人コースは「人間・環境」「歴史・文化」「メディア・コミュニケーション」をカバーエリアとし、人文社会系、アート・デザイン系、
そして一部理工系も入り交じった、まるいで淡水と海水が出会う汽水域のようなところ。
とても学環・学府らしいところだと言われてきました。
入試説明会は6月5日(日)。ぜひ朝からお越し下さい。
文化・人間情報学コース スタッフ一同
Date:
2016年6月5日(日)10:30-12:00
Venue:
本郷キャンパス福武ホール地下2階福武ラーニング・シアター
Program:
10:30-10:40 文人コースとはどんなところか
10:40-11:30 参加教員全員のミニトーク
11:30-12:00 参加スタッフとの質疑応答、懇談
全体説明会とのちがい
全体説明会はまさに全体の説明をします。その中で文人コースの概要は説明しますが詳細まではできません。
また夕方からの研究室紹介では、各スタッフの専門や研究室でやっていることはポスター展示され、質疑応答できますが、どのような学生
に来てほしいか、どういうテーマだと受け容れられるか(もちろん合格したらの話ですが)といったことがらは十分に話し合う時間があり
ません。
そのためにコースとしての説明会を開催することになったわけです。
Faculty Staff(あいうえお順):
・影浦 峡
・工藤和俊
・佐倉 統
・鶴田 啓
・水越 伸
・武藤香織
・山内祐平
・吉見俊哉
・ほか
(以上)
2016.04.19
山内研究室が所属する大学院学際情報学府の入試説明会が6月5日に開催されます。
受験をお考えの方は、ぜひご参加ください。
研究室ブース展示には、山内と大学院生も参加する予定です。
日時:2016年6月5日(日)13:00 - 17:00
Sunday, June 5, 2016, 13:00-17:00
場所:東京大学本郷キャンパス・情報学環福武ホール地下2階ラーニングシアター
(http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/)
B2 floor, Fukutake Hall, Hongo Campus
申込:不要、入場無料
主催:東京大学大学院情報学環
東京大学大学院学際情報学府は、情報・メディア・コミュニケーションに関する高度で総合的な教育を行う新しいタイプの大学院です。研究組織である情報学環と密接に連携しながら、文理の垣根を越えて情報学のフロンティアを切り拓く先端的研究者・表現者の育成を行っています。
本説明会ではその全体像を教員、事務職員、現役院生が一緒になって説明します。アクチュアルな問題意識を持ち、未来を切り開きたいと考えている大学生の皆さん、実務経験を見つめ直し、深く学んでみたいという社会人の方々を始め、多くの方々に是非ご参加いただければと思います。ご来場をお待ちしています。
プログラム:
12:30 開場
13:00-13:30 学際情報学府・情報学環 全体説明
(佐倉統学環・学府長、中尾彰宏専攻長)
学環・学府全体の教育研究方針を、学府長、専攻長から説明します。
13:30-14:35 学環・学府 各コース紹介
(各コース長)
今回の説明会の対象となる、社会情報学、文化・人間情報学、先端表現情報学、総合分析情報学の4コースの研究教育内容を紹介します。
どんな人に来てもらいたいかなど、それぞれのコースから説明します。
14:35-14:50 休憩
14:50-15:15 大学院生のプロフィール&就職・進学情報
(学務係ほか)
どんな学科や大学から学生が集まり、いかに学び、どこへ就職し、進学しているか。データを使って説明します。
15:15-15:45 2017(平成29)年度入試説明
(教員、学務係)
入試手続きを説明します(原則は募集要項・入学試験案内(http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/admissions)をよく読んでください)。
15:45-16:00 休憩
16:00-17:00 各研究室のブース展示と研究紹介
(教職員、現役大学院学生)
各研究室に分かれての展示説明。教員、スタッフや院生と直接ディスカッションできる時間です。
お問い合せ先:東京大学大学院情報学環・学際情報学府 学務係
(TEL) 03-5841-8769
(URL) http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/
2016.03.08
3月1日に東京大学のアクティブラーニングの試みをまとめた「アクティブラーニングのデザイン」が東京大学出版会から発売になりました。山内は第1章を担当させていただきました。
1章 アクティブラーニングの理論と実践(山内祐平)
1 アクティブラーニングとは
2 アクティブラーニングの技法
3 経験から学ぶ
4 課題を設定して学ぶ
5 他者とともに学ぶ
6 大学教育とアクティブラーニング
2015.12.21
山内が編集を担当した教育工学選書「インフォーマル学習」(ミネルヴァ書房刊)が出版されました。生涯学習施設・職場・大学の課外活動・幼児の学習・ワークショップ・ICTによる学習など、学校外の学びの場に関する教育工学研究を網羅的に紹介する書籍になっています。
序 章 教育工学とインフォーマル学習
1 はじめに
2 教育工学とインフォーマル学習
3 学習科学とインフォーマル学習
4 生涯教育とノンフォーマル教育
5 OECDによる定義
6 本書におけるインフォーマル学習
7 教育工学会における研究動向
8 研究内容による分類
9 本書の構成
第1章 生涯学習施設とインフォーマル学習
1.1 生涯学習とは
1.2 学習の改革と生涯学習社会の出現
1.3 学習の場としての生涯学習施設
1.4 教育工学における先行研究1
1.5 科学教育における研究
1.6 来館者研究
1.7 科学教育以外の研究
1.8 博物館閲覧支援システムの開発
1.9 教育工学の定義と研究対象
1.10 教育工学研究の方法
1.11 学習環境の構成要素
1.12 教育工学が提供できること
1.13 今後の可能性
第2章 職場とインフォーマル学習
2.1 職場における学習への注目
2.2 職場とインフォーマル学習に関する諸理論
2.3 教育工学における諸研究
2.4 今後の課題
第3章 大学教育とインフォーマル学習
3.1 本章の目的と構成
3.2 大学教育におけるインフォーマル学習の拡がり
3.3 大学教育におけるインフォーマル学習の研究方法
3.4 大学教育とインフォーマル学習の可能性
第4章 子どもの発達とインフォーマル学習
4.1 子どもの発達について
4.2 子ども期におけるインフォーマル学習の概要
4.3 子ども期におけるインフォーマル学習とICT
4.4 研究の事例
4.5 子ども期への展開
第5章 ワークショップとインフォーマル学習
5.1 ワークショップのはじまり
5.2 ワークショップの拡がり
5.3 ワークショップの研究方法
5.4 ワークショップの可能性
第6章 ICTとインフォーマル学習
6.1 ICTが使われるインフォーマル学習
6.2 ICTを使用したインフォーマル学習の研究事例
6.3 ICTを使用したインフォーマル学習の評価
6.4 ICTとインフォーマル学習に関する研究のこれから
終 章 変化する社会とインフォーマル学習
1 変化する社会
2 新しい能力
3 教育工学の使命
人名索引/事項索引
2015.11.20
日経BizGateにインタビュー記事が掲載されました。
「人工知能に負けない子ども、どう教育するか」
http://bizgate.nikkei.co.jp/article/93793217.html
【山内 祐平】
2015.10.28
日経新聞にコメントが掲載されました。
"東京大学はJMOOCの開講と同時に、日本中世史の研究で知られる本郷和人教授のネット講義に反転授業を取り入れた。ネットでの受講者2万人のうち90人が東大の教室で開く対面授業に参加。4~5人のグループに分かれ、当時の幕府の役割などについて討論してもらった。この授業を企画した山内祐平教授は「反転授業によって高度な思考力を伸ばせることがデータから裏づけられてきた。今後、日本でMOOCを広める有効な利用法になる」とみる。"
コメントで言及した研究は、以下になります。
山内 祐平,大浦 弘樹,池尻 良平,伏木田 稚子,安斎 勇樹 (2015)「MOOCと連動した反転学習における歴史的思考力の評価」日本教育工学会第31回講演論文集, p323-324.
【山内 祐平】
2015.08.12
株式会社ミサワホーム・ミサワホーム総合研究所との共同研究の成果である「ホイクリ〜保育環境創造カード 」が第9回キッズデザイン賞(子どもの未来デザイン 感性・創造性部門)を受賞しました。
ホイクリは、保育とCreation(創造)を合わせた通称で、保育環境の創造のために、設計者と教育者のコミュニケーションを円滑にするための道具(カード)です。ミサワホーム総合研究所、共同研究により、保育環境の構築時(計画時)に、設計者と教育者の聞にコミュニケーションギャップがあることが明らかになり、その問題を解決するために生まれました。設計者と教育者のやりとりがスムースにはこび、より良い保育環境の創造が実現できるように共通言語となる道具として役立てていただくことを目的としています。
この研究は、研究室OGである早川克美さん(京都造形芸術大学准教授/情報学環客員研究員)が中心となって展開しているもので、卒業生の活躍という意味でも二重に嬉しいことです。
ホイクリは、以下のサイトからダウンロードしてお使いいただけます。
http://soken.misawa.co.jp/hoikuri/index.html
【山内 祐平】