2017.11.18
こんにちは。修士1年の長谷川です。日本語で書きます!
今回のブログテーマは「教えて!山内研究室」。
来年から山内研のメンバーになるM0の皆さんからいただいた質問に答えるコーナーです。
冬入試を受験される方、来年度の夏入試を考えている方、必見です。
今回は、山内研M1の私から、M1の研究生活のスケジュールに関する疑問に答えたいと思います。
Q: M1はどれくらい授業取るんですか?
A: 週2~3日で6コマ前後取ります。するとM2では単位を取る必要なく、修論に集中できます!
春学期(4月~7月)では、火曜の学際情報学概論と木曜の学習環境デザイン論(山内先生)が定番です。前者は、情報学環の全体像を講義形式で俯瞰した上で、グループワークを通じて学際的な情報学研究の立場や方法論を実践するものです。後者は、前半で空間・活動・共同体という視点から学習環境を考察した上で、その知識を活用し現実のデザイン課題に取り組みます。
秋学期(9月~1月)では、文化・人間情報学研究法と研究倫理が必修です。前者は、さまざまな研究法を少しずつ知れるものもあれば、文献研究あるいはデザイン研究に絞って深く研究の方法を学べるものもあります。後者は、研究者としての倫理規範を様々な分野の教授の視点から知ることができます。
もちろん、これら以外の講義の取り方は自由で、他学部の講義も全然問題ありません。私自身は今学期、文学部の博物館展示論と工学部の技術経営の講義を取っています!
Q: M1の研究はどう進んで行くのですか?
A: 4月~9月は研究テーマ分野の幅広い論文レビュー、10月~3月は研究計画の策定、になります。
入試で出す研究計画の時点で、かなり焦点を絞られている方もいますが、一旦それだけに囚われず、より広い文脈で自分の関心を捉えることを目的として、ひたすら広くレビューします。たとえば、僕はデジタル地球儀の研究がしたい!と言って入ってきましたが、まずはGISを用いた教育について見ることになりました。
そうして、自分の研究が位置づく大きな文脈を把握した上で、いよいよ後半ではRQを決めていきます。特に年内までは案出しをして行き、1月に方針を決め、3月までに完成させる、というような流れになります。
以上、いかがでしたでしょうか。
これ以外にも、M1は夏合宿と春合宿の企画運営を任されたりと、意外と色々ありますので、
また続く投稿たちでより詳しく山内研を知っていただけると幸いです。
【長谷川哲也】
2017.11.06
こんにちは。修士2年の林です。
先月は調査のために台湾に行ってきましたが、半袖しか持っていなかったので戻ってきた時は日本の寒さにやられました。
皆さんも風邪をひかないようお気をつけください。
さて、今回のブログテーマは「教えて!山内研究室」ということで、
来年から山内研のメンバーになるM0の皆さんからいただいた質問を答えるコーナーです。
今回は、外国人でありながら日本語で修論を執筆する予定の私から、語学力から研究室の特徴まで幅広く疑問を答えていきたいと思います。
ーー
Q:山内研に入るにあたり、語学力(英語)はどのくらいあれば良いのか教えてください。
A:英語に関しては、入試にはそれほど求められてはいないですが、研究には必要だと思います。
先生に海外の論文をレビューするようにアサインされることもあるし、学習科学などの分野はやはり英語の文献が多いから、ある程度の英語リーディングスキルが必須です。ゼミの文献購読も英語の本を読むことが多いです。
英語の文献を読むって、決して簡単なことではないですが、読まなければいけない時は読めるようになるらしいから安心してください。
Q:英語のスピーキングに関しては?
A:スピーキングは人それぞれですが、研究室に留学生が入る場合もあるので、
英語ができればより円滑なコミュニケーションを取れるのではないかと思います。
Q:外国人留学生ですが、山内研では外国人特別選考という制度がありますか?
A:山内研が所属している「学際情報学府 文化・人間情報コース」では、外国人特別選考がありません。外国人であっても、日本人学生と同じ試験を受けることになります。
また、ITAISAという英語のプログラムもありますが、詳細はITASIAの周さんにお答えしていただけたらと思います。
Q:外国人留学生の日本語能力はどのくらいあればいいのか教えてください。
A:文化・人間情報コースの場合は、出願する際に「日本語学力証明書」という書類を提出しなければならないですから、ある程度の日本語能力が求められると思われます。
Q:山内研がほかの研究室が違うな〜と思うことは何ですか?
A:やはり、研究室を(物理的に)持っていることではないかと思います。台湾にいる時、いわゆる文系の研究室には院生の席がないのが普通でした。
山内研では、研究室を構えていることで横のつながり(同期同士)と縦のつながり(先輩と後輩)が強くなり、コミュニケーションが活発になっています。
先輩たちが研究室でお互いの研究について熱く語り合うのはよくある光景です。外国人である私が日本の生活に慣れることができ、先輩たちからたくさん学べたのも研究室があったおかげだと思います。
ーー
いかがでしたでしょうか。
次はどんな疑問が出てくるのでしょうか。お楽しみに。
【林怡廷】