2017.03.16

【山内研 本年度のまとめ】M1 林怡廷

皆様、こんにちは。M1の林怡廷です。
時が経つのがはやいもので、入学したのが昨日のことように思えるんですが、もうすぐM2になります。
実は3月31日は私の来日2周年記念日になります。なので美味しいものを食べに行きたいと思います。
さて、日本生活の2年目、修士生活の1年目を振り返ってみたいと思います。


■研究
最初は漠然としたアイデアしかなかったので、しっかり先行研究をレビューするところからはじめました。
第二言語学習の動機付け、自己効力感、自律性、メタ認知......など、様々な関連キーワードで第二言語学習に関する論文を調査して読みました。
また、CALL(Computer Assisted Language Learning)に興味があるため、6年分の論文をレビューしました。
ファシリテーターとの相談とゼミでの研究発表を繰り返しながら研究を進めていくうちに、興味関心が広まりすぎて、自分がどんな研究をやりたいかわからなくなったこともあります。
それに、いくら論文を読んでもなかなかまとめられなかったです。
すごく悩んでいた時期があったですが、その時ファシリテーターの仲谷さんから頂いたアドバイスは「自分の理想的な学習者像を頭の中で描いてみる」とのことでした。
それでわかったことは、自分の理想的な学習者が自発的にかつ継続的に学習をする人ということです。
これを常に念頭に置くことで、よりクリティカルに論文を読めるようになったと思います。
三月に指導教員とファシリテーターとの三者面談で、やっと方向性を固めました。
M2からは教室外での第二言語学習活動に関する調査研究を行う予定です。しっかり調査計画を立て、良い知見を導き出せる研究にしたいと思います。


■就活
卒業したらどうします?台湾に帰りますか?それとも日本に就職しますか?
この質問は私の「日本に来てから一番よく聞かれる質問」のTop 3にランクインしています。
(ちなみに、第1位は「どうして日本に来たんですか?」、第2位は「どうやって日本語を勉強したんですか?」でした。)
本当のこと言うと、最初は何も考えてなくてそのまま日本に来ちゃったんです(笑)
しかしながらここで2年を過ごして、この国で働いてみたいという気持ちが湧いてきました。
台湾に帰るという選択肢ももちろんありますが、まずはここで自分の力を試してみたいと思います。
というわけで今は絶賛就活中です。ぜひともよろしくお願いします。


■生活
今年度は徹夜が多い一年でした。ゼミ、研究、就活、自分の生活のバランスを取るのが重要な課題だと考えて、特に睡眠と食事生活を見直すべきだと最近ずっと思っています。
ですから、新年度はまず朝型人間になるために頑張りたいと思います。
趣味としてずっと写真を撮っているんですが、今年になってはじめて合同写真展に出展しました。とても達成感があって楽しかったです。
合宿でも写真を撮りまくって、被写体になってくださった山内研メンバーに感謝です。
「写真はその瞬間を撮った時から過去になる」好きなフォトグラファー篠山紀信がそう言いました。
研究も生活も、前向きに新年度を迎えながら、すべての過去を大事にして撮り続けたいと思います。

【林怡廷】

PAGE TOP