2011.11.30
情報の科学と技術 61巻12号に「ラーニングコモンズと学習支援」というタイトルで小論を掲載させていただくことになりました。事務局より許可をいただきましたので、本文のPDFを掲載します。
【要旨】本稿では,米国の大学図書館における学習支援の系譜と大学の学習支援組織をレビューした上で,日米の大学における学習支援の位置づけの違いを明らかにし,その差がラーニングコモンズの展開に与えている影響について考察を行う。結果として,大学進学率と中退率の差,大学に設置されている学習支援組織の差,学習支援組織を支える仕組みの差,インフォメーションコモンズの不在という4 つの相違点が明らかになり,相違を前提とした日本型ラーニングコモンズの学習支援について提案する。
【キーワード】 ラーニングコモンズ,学習支援,情報リテラシー,インフォメーションコモンズ,ラーニングセンター,チュータリング
http://dl.dropbox.com/u/45525442/lc.pdf
【山内 祐平】