2008.11.25

【エッセイ】変わる秋葉原

研究室がある本郷キャンパスは秋葉原に近いので、足りない部品があると秋葉原に買いに行きます。
街を歩いていると気づくのが、売れている情報機器の変化です。
ネットブック、それも5万円以下のものばかり売れています。ちょっと前までは2台目ねらいの30代男性が多かったのですが、最近は10代後半から20代前半の女性も増えてきているようです。
この背景にあるのが、ウェブにアクセスできれば多くのサービスを享受できる「クラウドコンピューティング」です。端末はネットにつながってウェブが使えれば十分で、サービスの本体はネットの向こう側にあるという仕組みです。
ネットブックの普及が、ケータイ中心だった日本人の情報行動にどういう変化をもたらすのか、学習支援サービスにどう影響するのか、注意深く見守っていく必要がありそうです。

[山内 祐平]

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