2022.10.05

2022夏 合宿研究会 活動報告(学者レビュー会)

皆さまこんにちは、M1の田中です。
前の2つの記事に引き続き、今回も夏の合宿研究会のレポート記事です。
この記事では、合宿研究会のメインの活動である学者レビュー会について紹介いたします。

山内研には、学習や教育以外に関するバックグラウンドを持つメンバーも多く、各自の研究テーマも多種多様です。
そんな多様な山内研メンバーの研究を根底でつないでいる、教育・学習の研究分野の古典を学ぶのが、学者レビュー会の目的です。
普段の自分の研究に関わるレビューではあまり触れられないような古典の思想家について、夏休みの期間を使って各自調査し、合宿当日に発表を行います。

例年、デューイ、ピアジェ、ヴィゴツキーの固定の3名の学者に、M1の希望を中心とした+αの学者を加えてレビューが行われます。
今年の+α学者は、バフチン、ブルーナーでした。
各学者を2、3名の学生で担当してレビューを行いました。

合宿一日目では、各チームが夏休み期間に準備した、各学者に関する発表を聞き合います。
合宿二日目では、一日目に聞いた各学者の発表をもとに、学者マッピングを作成していきます。
学者マッピングとは、担当学者や、それに影響を受けた他の学者、思想などの関係性について、オンラインのホワイトボード上で視覚的にマップを作っていく作業です。
学者レビュー会最後の時間には、作成した学者マッピング上で各自の研究がどこに位置づくかを考え、自分の研究と古典の思想家たちとの関係を意識することを目指しました。

これから、各学者担当チームの執筆する、各学者レビューの内容や感想の記事も随時上がっていく予定です。お楽しみに!

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