2021.10.22

研究に役立つ自分なりの小さなTips、マイルール(M2 倉持裕太)

こんにちは!M2の倉持です。
今回のテーマは「研究に役立つ自分なりの小さなTips、マイルール」ということで、修論執筆の山場を迎える私のマイルールを2つ紹介したいと思います。

1つ目がGoogleカレンダーを活用したスケジューリングと実行タスクの可視化です。
修論の提出までの残り時間がシビアになってきている中で、提出というゴールから逆算して、計画的に執筆を進めることが重要になってきています。ダラダラしたくなることも大いにあるのですが、今はとにかく自分のダラダラ欲に打ち勝つことが重要です。そのために、私はGoogleカレンダーをフル活用しています。前日に、何時から何時までどのタスクを行うか、明日の予定を全てGoogleカレンダーに入れるようにしています。そして、当日は、どのタスクに何時間使ったのか、想定よりもどれくらい早く/遅くそのタスクを実行することができたのか、結果をGoogleカレンダーに入れるようにしています。これらを実施することで、各タスクをこなす自分にタイムプレッシャーを与え、緊張感を持ってタスクに取り組むことができます(今のブログ執筆も1時間想定で緊張感を持ちながら書いています)。またどの作業にどれくらいの時間がかかっているか可視化されるので、データが溜まれば溜まるほど、各タスクの工数の予想精度が上がっていきます。修士2年のこの時期になると、時間と自分の集中力との勝負になるので、このような工夫は(私のような、気がつけばYoutubeで海外サッカーのスーパープレー集を見てしまっているような人には)有効だと考えています。

2つ目は、なぐり書きでも良いから、その日進めた研究を文章化しておくということです。これは、情報学環の吉見俊哉先生が授業中に仰っていたことで、「有名な先生が言ってるからやってみるか〜」くらいの軽いノリで愚直に始めてみたのですが、特に研究の背景部分の執筆や先行研究レビューに取り組むときに非常に有効であると感じています。M1の先行研究レビュー時期や、M2になって研究の背景部分を執筆する際は、膨大な量の先行研究を読み、体系的にまとめていく必要があります。その作業を行う時に、ただただ読みまくって、わかった気になって放置しておくと、数日のうちに頭から読んだ内容が消え去り、同じ作業を後日もう一度しなければならないという状況に陥ります。こういった事態になることを可能な限り防ぐために「文章化」が役に立ちます。今日自分はどんな文献を読み、何がわかって、何が分からなかったのか。これくらいの情報だけでも良いので、文章化しておくと、翌日以降に研究を始める際に、前日までの進捗を振り返る時間を大幅にカットでき、スムーズに新しい文献のレビューに移ることができます。※もちろんこの「文章化」は、レジュメの形にしたり、修論の本文を書くという作業にも置き換わると思います。
軽いノリで始めたのですが、M1の頃にやり始めてスプレッドシートにまとめていた内容が、M2で研究の背景を執筆する際に、ボディブローのようにじわじわ効いてきているのでおすすめしたいマイルールです。また、これに派生して、先生が授業の中でふわっと言ってることが実はめちゃくちゃ大事なことだったりするので、授業が脱線した時でもしっかりと話を聞いておくという(Tips?)は重要かもしれません。

以上、非常にシンプルな内容ではありますが、私のマイルール紹介でした!これから他の院生の投稿もどんどん増えてくると思います!非常に楽しみです!
※ちなみに今回のブログ執筆には1時間半かかり、途中、自分のダラダラ欲に負けて10分間Youtubeで可愛いネコの動画を見てしまいました。反省して明日からまた頑張りたいです大号泣

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