2019.03.30

【山内研院生の過ごし方】Part3 〜池田めぐみさんインタビュー〜

こんにちは!山内研M1の井坪葉奈子です。
シリーズ「山内研の院生の過ごし方」、Part3は博士課程の学生おふたりにお話を伺って参りました!

2人目は博士課程3年に在籍してらっしゃる池田めぐみさんです。
池田さんの詳しい研究内容などに関しては、こちらの記事をご覧ください。

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・1週間の過ごし方を教えてください
杉山くんの回答にもありましたが、「非常勤」や「研究会」などのように修士の頃よりも外に出る機会が増えると思います。あと、修士の時より1週間の過ごし方が多様な気がします。例えば、論文の査読が返ってきた時は、査読の対応に忙殺されるので、主にそれをやる週になったり。調査の時期は調査のためにどこかに滞在したりとかもあります。

・研究を行う中で持つといい時間はありますか?
これは、是非山内先生や助教の方に伺いたいですが..(笑)
今の私が回答するなら、研究の方法のレパートリーを学ぶ時間だと思います。研究方法は料理でいう調理方法の部分にあたります。煮るのか、焼くのか、揚げるのか、食材によって美味しい食べ方が違うように研究でも、この現象をどう分析するのかによって、出てくるアウトプットの旨味が変わる気がします。
なので、自分の分野の先行研究を読み込むだけでなく、意識して様々な研究方法をインプットしていくことは大事なのかなと思います。

・修士と博士の過ごし方の違いはなんですか?
上の回答や、杉山くんの回答と結構かぶっちゃうな..(笑)まだ出てないのを出すと、ペースを自分で作っていかないといけないところだと思います。修士のときは、同期がいて、修士論文提出に向けて同じスケジュールで動きますが、博士進学者はそんなに多くはないので、同期は大抵いません。なので、いかに自分から人を巻き込んだりしながらペースを作っていくことができるかというのが大切になるかと思います。

・その他、博士課程に在籍する中で意識してやっていることはありますか?
研究の型を学ぶということを意識して行っていた気がします。学部の専門が違ったり、自分にとって査読がeasyじゃなかったこともあり、研究とは何か?教育工学の分野にとって価値のある研究とは何か?ということをしっかりと理解するために、学術論文の書き方に関する本をよく読んでいた気がします。

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お話を伺って...
修士と比べると、やはり博士は柔軟性が求められて来るということで、自己管理能力も大切になってくるなと思いました。
研究方法を料理に例えて下さったところが非常にわかりやすく、勉強になりました。
アウトプットの旨味を最大限引き出せるよう、これからも邁進していきます!
池田さん、ありがとうございました!

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