2015.09.05

【学びのアルバムを開いて】「たまにやる気を出した時の周りの助け」に感謝して

皆さま、こんにちは
M1の原田悠我です。

夏休みも半分終わりました。九州へ帰省したり、宮津へ研究会に行ったり、十日町へ合宿へ行ったりと、いろいろな場所へ行きつつバタバタしていたらもう9月です。夏休みにやろうと思っていたことや、やらなくてはいけないことはまだまだ残っているので、気合を入れて9月を過ごしていこうと思います。


8月はいろいろな場所に行ったのですが、九州へ帰省した時はBlogのテーマである【学びのアルバムを開いて】を考えながら過ごしました。帰省する前は「そんなに面白いエピソードなんてないな」と思っていましたが、実際に帰ってみると思いのほか様々なエピソードが思い出されました。例えば、以前いた大学に行った時にはグループワーク向け教室で、大学2年生の頃にプログラミングの勉強をしたことを思い出しました。また実家の近くの公園を見た時には、ボールを使った遊びを自分たちで考えて遊んでいたことを思い出しました。そんないろいろなエピソードの中で私が選んだエピソードは「たまにやる気を出した時の周りの助け」です。



小・中・高校時代の私を振り返ると突発的にやる気が出てくるタイプでした。逆に言うと「まじめにコツコツ毎日する」などは得意ではありませんでした。そんな私は1年に1回ぐらいのタイミングでやる気を出して宿題に取り組むときがあります。そんなときに、日頃は頑張らない私を両親や学校の先生が支援してくれたという出来事を2つ紹介したいと思います。


1つ目の出来事は「夏休みの自由研究」です。
下記の写真の1番右は私が小学校3年生の頃の自由研究「学校たんけん」です。この課題が出た時はちょうど私が転校してすぐの頃で、転校前の学校と新しい学校の違いに驚いた時期でした。そんなことから「学校ごとにどんな違いがあるんだろう」と興味を持ち、学校ごとに違いを調べる自由研究をはじめました。普段宿題にやる気がない私がやる気を出したときをチャンスと思ってか、両親はいろいろな学校に連れていてくれました(結局、夏休みを通じて18校の小学校に連れて行ってくれました)。そのことがあってか、私は自由研究が好きになり4年生の時は、「公園の違いを調べて理想の公園を考える」自由研究を実施し、5年生の時は「図書館の違いを調べてどんな時(例えば子供連れの時など)にはどんな図書館がよいかをまとめる」自由研究を実施しました。


2つ目の出来事は「読書感想文」です(写真の1番左)。
これは中学校の国語の授業の時間に「筆者の考えについてどう思うか記述しなさい」という宿題から始まった読書感想文です。授業の数ある宿題の一つで私の友達はそこまで時間をかけて取り組んでいなかったように感じます。私も普段なら2、3行ちゃちゃっと書いて堤出する方なのですが、この時はなぜかスイッチが入り一生懸命書いた記憶があります。辞書を引きつつ文章の書き方を調べつつ、普段しないようなことをなぜかやっていました。ここで感謝しているのは、その課題を出した国語の先生です。恐らく予め想定していなかったであろうコンクールの募集を調べて私に紹介してくれました。更に、先生はそのコンクールに向けて何度も添削をしてくれました。「授業で教えたのに何を聞いていたの」と先生からいじられつつ、せっせと書き直したこと記憶しています。


学びのアルバム_原田_20150905.JPG


このように、普段はやる気がない私がふとした瞬間にやる気を出すと、両親であったり先生であったりがその学びの支援をしてくれました。


卒業論文は「反転授業において、授業前の学生の疑問や興味を教師が把握することをいかに支援するか」という問でシステムの開発をしました。帰省するまで忘れていたエピソードですが、卒業論文の思いである「学生が興味を持った瞬間や疑問を持った瞬間に適切な支援をしたい」というのは、今回書いたエピソードに影響を受けてるかも知れないと思いました。




他の研究室のメンバーはどのようなエピソードにどのような影響を受けているのでしょうか?
ちなみに、次の担当はM2の松山さんです。お楽しみに!!

原田悠我

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