2015.08.17
こんにちは、山内研修士2年の逆瀬川です。
暑いですね、あつい、とにかく暑い。
私は、大学にたどり着くまでの道のりで一日の体力の半分を消耗し、研究室でぐだっとしてしまうことが日常と化してしまったので、より省エネに通学する方法を模索中です。
みなさん、熱中症にはくれぐれも気をつけてください。
さて、前回からお送りしていますテーマ【学びのアルバムを開いて】について書きたいと思います。
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山内研究室では、フォーマルとインフォーマルな教育、それぞれに関心を持っている人たちがいますが、私はフォーマルな学びである学校教育をフィールドとして研究をしています。
学生時代を振り返ってみると、私は結構、学校というものが好きでした。
といっても、なんでも熱心に取り組んでいたわけではなく、好きな先生の授業だけやたらと頑張るタイプの生徒でした。
褒められたものではないですね。
「懐かしい自分の学びを振り返る」というブログのテーマをいただいた時に、これはまたとない機会だな、しめしめ。と思い、卒業以来ほとんど会っていない中学校の英語の先生に連絡をとり、10年ぶりに会いにいってきました。
久しぶりに再会した先生は、私が中学生だった頃とほとんど変わっておらず、とても懐かしい気持ちになりました。
中学校の頃は、先生達のことを自分とは全く異なる人種だと思っていた節があり、教師が教師であることの意味について考えたことはありませんでしたが、
自分のキャリアを描かなければならなくなった今、教師を目指した理由や、教師という職業の好きなところなどを聞くことは、とても新鮮で興味深いものでした。
また、学校で働く以外にも新たに整体師の資格を獲得したり、ダンスをはじめたりと、自分の好きなことにどんどん挑戦しているようで、とても輝いて見えました。
自分の好きなことを楽しみながらアグレッシブに取り組んでいる先生を見て、改めて自分の関心に沿って研究できている今の状況を思い出し、夏の暑さになんか負けていないで、しっかり頑張ろうと身が引き締まる思いでした。
大人になった今、中学校の生徒と先生という関係から、また新たな関係性でお話できるということは少し不思議な感覚でもあり、とても楽しいものですね。
お忙しい中、時間をとっていただいて、本当にありがとうございました!
(写真はイメージです。写真を撮るのを忘れてしまいました、何たる不覚)
小学校から高校まで振り返ってみるとらそれぞれの時代に好きな先生というものがいた私ですが、驚くことに全員が女性の先生でした。
全ての先生に共通していたことは、それぞれ強さと優しさを持っていて、毎日楽しそうに過ごしているように見えたということです。
こういう女性になりたいというロールモデルを見つけて、人知れず憧れていたのかも知れません。
教師の役割は多様で、時代と共に変化するものでもあると思いますが、好きな先生が動機付けとなり、学習自体が好きになれたり、将来展望に繋がったりすることは決してめずらしいことではないと思います。
24歳になった今、その像に近づけているのかと聞かれると、わりと乖離があることに気づき、危うく絶望しそうですが、素敵な人間になれるよう、これからも精進しようと思います。
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このブログを読んで、長らくあっていない先生や、昔お世話になった人などの顔が浮かんできた方は、ぜひ少しの勇気を出して連絡を取ってみることをおすすめします。
自分を振り返るきっかけにもなりそうですね。
次の担当はM1の原田さんです。どんなお話が聞けるか楽しみです。
それでは、さようなら。
逆瀬川