2015.03.09
少しずつ、暖かな空気が漂い、それに伴い、花粉が舞い始め、春の訪れを感じさせますね。
さて、3月4.5日と、ylab恒例の春合宿にいってまいりました。
今回の舞台は、鬼怒川温泉。温泉で普段の疲れを癒しつつ、通常のゼミでは補えない、研究に必要な学びを2日間がっつりやっていこう。というのが、春合宿の趣旨です。
1日目はお昼に鬼怒川温泉駅に集合し、お昼を食べた後、早速学習プログラムが始まります。
このプログラムは、修了する先輩方の修論を、M1が読み込み、内容を発表するというものです。
文章の形になった修論を、最初から最後までしっかり目を通すことで、来年度自分たちが執筆するイメージを抱くことができます。
その後は、レクリエーションの一環として、ビブリオバトルをしました。
最近?はやりのビブリオバトルですが、個性豊かなylabメンバーが、普段どのような本を読んで生活しているのか知りたくなり、企画をしました。
学術書に限らず、小説、新書、エッセイ、レシピ本など様々なジャンルの本が集まりました。
本の内容に限らず、自分の好きなものの魅力を相手に伝えるための、効果的なプレゼンを学ぶいい機会になったと思います。
チャンプ本に選ばれたのは、安斎さんの『レトリック感覚』でした。おめでとうございます。
2位はM0の杉山くんの『千字文』と、大健闘でした。
2日目は、朝から2つ目の学習プログラム「修論ができるまで」を行いました。
修了する先輩方3人と助教のお二人に、終始生活のスケジュールと、修論執筆し終えた経験から言える、当時の工夫や技などを教えていただきました。
その後は、それぞれの疑問点を持ち寄りパネルディスカッションを行いました。
M0もM1も、修士生活は生まれて初めてのことであり、知らないこと・見当のつかないことで溢れています。そんな不安を和らげ、自分たちの修士生活を描くいい機会になりました。
最後は、鬼怒川観光ということで、ロープウエイに乗り、お猿に会いに行きました。
凄まじい餌の取り合いを目の当たりにし、どの世界にも生きる厳しさがあるのだと痛感しました。