2015.02.15

【2年間を振り返って】駑馬十駕


こんにちは。まだまだ寒さが厳しいですね。
「振り返り」シリーズ第3回は、M2の池田がお送りいたします。

振り返るべきこと、反省すべきことは多々ありますが、今回は
現場を見るということ、論文と向き合うことについて、
新しく気づいたことを書いていきたいと思います。

■現場を見るということ

この1年は、私にとって、多くの大学生と会った年だったと思います。
大学生に研究のヒントになりそうなインタビューをさせていただいたり、
ワークショップの参加にご協力いただいたり、
また、TAとして、大学生の授業の様子も見させていただく中で
去年度よりもはるかに多くの大学生とかかわって?きました。

本物の大学生とお話したりするなかで、
普段論文を読んでいるだけでは気づかないような
大学生がどのようなことを考え、日常を過ごしているのかということや
自分が勝手に持っていた仮説が間違っていることなどを知ることができたと思います。

リアルな状況を見る中で気がつくことってたくさんあるんだな。
もっと観察の仕方を学びたいなと思った1年でもありました。


■論文と向き合うこと

今まで論文と向き合うということが私はとてつもなく下手くそでした(現在進行形で苦しんでいますが)。
論文を読んでも、それをどう組み立てて良いかわからず、
論文が自分の血や肉になっていない感がぷんぷんするのです。

この1年、ゼミやファシリテーターの森さんにご指導いただく中で、
そんな、血にも肉にもなっていなかったレビューの作業を
血肉にしていくにはどうしたらよいかということがぼんやり見えてきた気がします。


先行研究は、自分の研究を位置づけるようにまとめないと意味が無い
先行研究との差異はどこにあるのか
なぜ、この研究をする意義があるかということをまとめて道筋を立てる
がんばらないとな。

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さて、こんなあたりまえのことにあらためて気づいたとしでもありましたが
駑馬十駕という言葉を信じて無事修論を書き上げられるようがんばりたいと思います。
次はM2の中村さんです。

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