2015.01.18

【おすすめの授業】 文化・人間情報学研究法Ⅲ

こんにちは。修士1年の逆瀬川です。

先週末、先輩方は修論の提出を無事に終え、ゼミ後に修論打ち上げ会を行いました!
ずっとみなさんが(主に私が)行きたがっていた焼き肉ジャンボでおいしいお肉をいただきました。
幸せな一時でした。
ジャンボ画像.jpg

さて、2ヶ月ほどお送りしているブログテーマ「おすすめの授業」ですが、第6回の内容は、文化・人間情報学研究法Ⅲについて紹介したいと思います。
名前を聞いただけでは、何をしているか皆目検討がつかないですが、一言でいうと「ワークショップデザイン」について学ぶ授業です。

私たちの指導教官である山内先生と、同じく文化・人間情報学コースの水越伸先生が担当している授業で、半年間かけて理論を学びながら、実際にワークショップをデザインし、公募で参加者を募り実践するところまで行います。

授業の前半では、ワークショップデザイン論を教科書に、設計の理論を学び、ワークショップのお題となる「メディアリテラシー」の講義を受け、去年の受講者の方に実践例をプレゼンしてもらいます。

授業の後半から、グループ別にそれぞれのワークショップ案を練り上げます。
デザインの核となるコンセプトの決定、具体的な活動、タイムライン、それぞれに先生からコメントをいただき、修正を繰り返しながらワークショップの全体像を描きます。

実際には一筋縄でいかないことが多く、私たちの班はかなり苦戦しながら、実践のギリギリまで先生たちからのゴーサインをいただくことができませんでした。
しかし、最後まであきらめなかったのが幸いし、当日には、定員ほぼいっぱいの参加者を集め、好評のうちにワークショップを実践することができました。

私たちの班がデザインしたワークショップは、人々のいらっとした感情をもとに妖怪を作り、参加者全員で妖怪図鑑を完成させるというものでした。

ワークショップ画像.png

それぞれにかなり個性的な妖怪をつくっていただいて、開催者側もとても楽しむことができる一日となりました。

妖怪画像.png

半年の授業を振り返って、興味関心もバックグラウンドも異なる4人が集まり、1つのワークショップをつくるということは、かなりハードな時間ではありましたが、グループワークを通して、ワークショップデザインを学べただけでなく、自分のコミュニケーション方法の悪い癖などを振り返る良い機会となりました。

ワークショップをデザインし、実際に公募で実践するというユニークな授業は、学際情報学府ならではだと思うので、ぜひ履修してみることをおすすめします。大変なぶん、学ぶことも大きかったと、今改めて感じています。

次回は最終回、松山さんはどんな授業を取り上げてくれるのでしょうか。
それでは、寒い日が続きますが、みなさまくれぐれもご自愛ください。

逆瀬川

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