2014.11.29

【夏休みの過ごし方】さまざまな場での学び


みなさま、こんにちは。
【夏休みの過ごし方】最終回は私、M1松山が担当させていただきます。
すっかり寒くなってきましたね。すでに夏がずいぶん前のことのように感じられます。

私の夏休みを思い返すと、いろいろな場所に行ったことが強く記憶に残っているので、それぞれの場で学んだことについて書いていきたいと思います。

山内研の行事としては、島根県の隠岐島海士町での合宿、岐阜大学で行われた学会に参加しました。島特有の学習環境に触れたり、学会で初めてお会いする先生方に研究のアドバイスをいただり、どちらも貴重な学びを得ることができました。
合宿と学会の内容については、M1のレポート逆瀬川さんの記事があるのでぜひ読んでみてください。

さて、ここからは、山内研での活動以外で足を運んだ場所について、研究以外のことも含めて書いていきます。

小学校見学
私は小中学生を研究の対象としているので、夏休み後半の9月ごろに、いくつか小学校を訪問し授業を見学させていただきました。
子どもたちの様子から、授業内の課題設定が活動の取り組みやすさを大きく左右することを強く感じ、これはツール教材にも言えることだと思うのでとても参考になりました。

美術館・博物館めぐり
夏休み中の自由な時間を使って、美術館や博物館にも頻繁に足を運びました。
一見、研究に関係ないように思えますが、作品の発想や体験のさせ方が研究のヒントになることもあると考え、できるだけ幅広いジャンルにあたるようにしていました。
安斎さんにワークショップのアイデアの出し方を伺ったとき(【助教の方々へインタビュー】安斎さんにインタビュー!参照)、こうしたアイデアのストックが使えると仰っていたので、私もこうして見てきたものがいつかツール開発に活きるといいなあ、と思っています。

フィンランド旅行
これは全く研究を意識していなかった旅行なのですが、行ってみるとここでも参考になるものがたくさん見られました。
サンタクロース村やサルカニエミ遊園地、ムーミンワールドなどのテーマパークには、ワークショップやゲームがたくさんあり、家族連れのお客がとても多かったので、子どもたちがどんな行動をとるか直に見ることができました。
また、私は夏休みに研究の一環として知育玩具について調べていたので、フィンランドの知育玩具を見て回れたのも大きな収穫だったように思います。

こうして書いてみると外に出ることが多い夏休みのようですが、それが記憶に残りやすいというだけで、実際は研究室にいることが多い毎日でした。
ですが、ずっと研究室や家で本や論文を読んでいるのではなく、たまにこういったインプットも取り入れると、また違った形で思わぬ学びが得られるような気がします。
実際、私は夏休み中に「『ノックの音が』ー恐怖の59秒間ワークショップ」というワークショップを実践しているのですが、この企画は映画や小説、テーマパークなど様々なものを参考にしてアイデアを出していました。
多方面からのインプットがたくさんできるのは、M1ならではのことかもしれません。
いままで得てきたものをうまくアウトプットできるように研究を進めていきたいと思います。

次回は新しいブログテーマになります。
お楽しみに!


【松山彩香】

PAGE TOP