2014.11.24

【夏休みのすごし方】 研究者が集う学会に初参加

こんにちは。
修士1年の逆瀬川です。
この3連休は、お出かけ日和の晴天が続きましたね。
これくらいの心地よいお天気がずっと続いてくれればよいのですが、これから寒さの厳しい季節の到来です。みかんとこたつが恋しい季節。

さて、もうすっかり冬の気配が漂ってきていますが、ブログテーマ「夏休みのすごし方」あと2人だけ続きます。

毎年、9月に教育工学会(JSET)の全国大会が開催されるのですが、今年は岐阜が開催地でした。JSETは、教育工学に関する研究者や教師、学生が一同に介し、研究や実践を報告する貴重な機会です。
山内研の修士生からは、M2の青木さんが「建設的相互作用を促す中高生の学業的先延ばし防止支援システムの開発」をテーマにポスター発表をしました。

口頭発表やポスター発表、全体会の他に、今年から特定のテーマについて議論をする場として,"SIG(Special Interest Group)セッション"が設けられるようになりました。
私は、6つあるテーマの中から、協調学習・学習科学に参加させていただいたのですが、ポスターセッションや、今後、SIGをどのように展開していくかについてのディスカッションなど、自分の研究にとても近い領域で参考になるお話が聞けて、よい勉強になりました。

大会2日目の夜には、懇親会があり、普段、参考文献で読んでいる論文や本を執筆している、有名な先生方にご挨拶をさせていただき、とても緊張したことを覚えています。
公式の懇親会の後は、若手の研究者や学生が岐阜のおしゃれな飲み屋さんで交流する「ワカモノ飲み会」と呼ばれるイベントがあります。自分の研究にアドバイスをいただいたり、他の研究室の雰囲気が知れて、充実した夜がすごせました。

今回、学会でお会いしたみなさまに、来年またお会いできることが、今から楽しみです。
その時までに、少しでもまわりの方々に近づけるように、自分の研究を真摯に頑張りたいと思います。

岐阜のホテルが予約いっぱいだった関係で、名古屋に泊まったのですが、研究室のみんなと食べたひつまぶし、おいしかったな。。


学会の他には、群馬にある共愛学園前橋国際大学のラーニングコモンズの見学に行きました。
高校時代の恩師である野口華世先生が、大学の専任講師をしており、案内をしてくれました。
このコモンズは、建築家の乾久美子さんが設計した、白を基調としたシンプルで美しい建物で、食堂と個人自習、グループワーク、大人数授業など、さまざまな機能を持っているだけでなく、可動性の高い机や椅子、パソコンやiPadの設置など、学習を促進する仕組みが随所に見られます。
窓がとても大きいため、いたるところから光が差し込み、半分外にいるような開放感のある空間でした。

image1.JPG

福武ホールにもラーニングコモンズがあり、私もよく利用をしていますが、他の大学のコモンズが、どのようなデザインを取り入れていて、どんな利用方法をしているのか知ることは、自分たちの学習環境を振り返る、よい機会にもなりますね。

さて、少し季節はずれになってしまった今回のテーマ「夏休みの過ごしかた」ですが、次回の松山さんでいよいよ最終回となります。

乞うご期待。

逆瀬川

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