2014.09.14
みなさま、こんにちは。
9月となり急に涼しくなってきましたね。
さて、現在【学者紹介】のテーマでお送りしている山内研ブログですが、
今回は夏の特別編ということで、9月1日〜3日に行われた山内研の夏合宿の様子をレポートさせていただきます。
今年は島根県隠岐郡の海士町に行ってまいりました。
近年、まちおこしの取り組みで一躍有名になった海士町。
一体どんな発見があるのか、わくわくしながら合宿当日を迎えました。
1日目
早朝の飛行機で出発し、フェリーに乗っていざ海士町へ。
到着して早々、きれいな海とおいしいご飯を堪能して気分が高まります。
一日目は、現地で活動されている方々に海士町を紹介していただきました。
島の暮らし、産業、学習環境など、興味深いお話が盛りだくさん。
みなさまの海士町に対する熱い思いが伝わってきます。
そして夜は、そんな海士町のみなさまと山内研メンバーとの懇親会がありました。
島根県と東京都の距離を考えると、こういった面々で交流できるなんて夢のような機会です。
それぞれの活動についてお話を伺ったり、山内研の研究の話をしたりして盛り上がり、とても楽しい時間となりました!
2日目
翌日は、山内研合宿に欠かせない「学習プログラム」を行いました。
まずは恒例の学者レビューの発表から!
現在のブログテーマでも紹介していますが、山内研の夏合宿では、代表的な学者の人生や理論について学生が調べて発表するのが定番なのです。
今年は各自レビューする中で生じた疑問点を投げかけ、ディスカッションする時間も設けました。
満腹になったところで、続いて学習プログラムその2を行います。
2つ目の学習プログラムでは、海士町をフィールドにした研究計画を立てるグループワークを行いました。
調査グループ、実践グループ、開発グループに分かれ、真剣に研究案を考える山内研メンバー。
発表の際には、隠岐國学習センターの豊田さんがゲストに来てくださり、研究計画に対しコメントをいただくことができました。
豊田さんのコメントから、研究として成り立つことと現場で役に立つことが必ずしも一致しないことに気がつき、大変勉強になりました。
そして夜は、隠岐國学習センターを訪問し、高校生との交流プログラムに参加しました。
学びの質を高める方法について、高校生の中に山内研メンバーも混じってディスカッションします。
自らの学びについて深く考え積極的に発言できる高校生たちに驚き、スタッフのみなさまの熱意が生徒にも伝わっていることを感じました。
そしてここでサプライズが・・・!
我らが青木さん(M2)が、ご自身の研究領域である「自己調整学習」と現在開発中のシステムについて説明することに。
学習の計画と実行を支援する青木さんのシステムに、高校生たちから「使いたい!」との声がたくさんあがっていました。
青木さん、大活躍でした!
3日目
最終日は、隠岐の景色を堪能すべくハイキングに行きました。
崖を登る最中に、たくさんの馬や牛に遭遇!
高所からでも海の底が見え、隠岐の海の美しさを再認識しました。
そしてお昼は有名なサザエ丼とサザエカレーを食べ、再びフェリーに乗って帰路へ。
海士町の方々のご善意、ご協力により、本当に有意義な合宿になりました。
ありがとうございました!
次回のブログは、ふたたび【学者紹介】に戻ります。
引き続きお楽しみに!
【M1一同】