2014.07.14

【助教の方々へインタビュー】伏木田さんの日常をインタビュー!

むしむし梅雨が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
M1の青木翔子です。

前回は、フィンランドの素敵な記事を吉川さんが書いてくださいました。ありがとうございます。
そして、お帰りなさいませ。

さて、今回からブログテーマは変わり、「山内研の助教の方々へのインタビュー」となりました。
つまりは、M1・M2のメンバーが日頃お世話になっている助教の方々に、聞きたいことを聞くという有り難い機会です。

第1回目は、去年まで山内研の博士課程にいらっしゃった伏木田さんです!
伏木田さんは、いつも優しくて、でも鋭くて、声も素敵で、本当に憧れの助教さんです。
ですが、伏木田さんの日常生活は謎に包まれています...。
そこで今回は、伏木田さんの日常生活についてインタビューしてきました!


ーー去年のブログの「突撃!博士課程座談会」(※1)では、博士過程での過ごし方についてお話されていますよね。博士から助教になられて、仕事のやり方や過ごし方に変化はありましたか?
※1
http://blog.iii.u-tokyo.ac.jp/ylab/2013/10/post_475.html
http://blog.iii.u-tokyo.ac.jp/ylab/2013/10/post_474.html

仕事の向き合い方、やり方にあまり変化はないですね。この人がこの仕事やったから上手くいったよね、と言われるようなお仕事の仕方がいいなと思っています。

月・火・木は、助教としてのお仕事、水曜日は、非常勤で他の大学で教えています。金曜日は、仕事の具合にもよりますが、出勤していることが多いですね。
なので、研究は、朝とか休日やるっていう風に決めてやらないとな、と思っています。
研究も仕事もバランス良くこなすような日常を送りたいと思っています。


ーー博論や研究の進め方は?

博論に関しては、ペースを確保するために、山内先生への相談日を予め決めたりしています。あとは、同期の安斎さんに、「いつ出す?」と聞いてペースの確認をしたりしています(笑)。

研究というか、助教になって、論文や本を読む時間は増えました。意識して取るようにしているのはあります。助教のお仕事と関連する論文や本を、自分の研究と直接関係があるわけではないけど、読むようにしていますね。学生時代は、自分の研究に集中する必要があり、それ以外になかなか目が向かなかったのが、広い視野で文献にあたれるようになりました。

ーー伏木田さんは、実際に、伏木田さんの研究に直接は関係がないであろう原著の文献をM1の逆瀬川さんと一緒に輪読して下さるという、、、とてもM1もお世話になっていて、、、本当にありがとうございます!

いやいや、こっちも助かっているんです。原著は読みたいし、自分としてもペースをつくってやりたいけど、研究会とか大きく自分からつくるのは苦手なので。M1も授業とかが忙しくて、放っておくと原著とか読まなくなると思ったから、調度いいなって(笑)。

ーーそのお言葉自体が優しすぎます。本当にありがとうございます!!(M1一同)。


ーー話は変わりまして、私は、今、粛々と美しい生活リズムで院生生活を過ごしたい!と悩んでいるのですが、伏木田さんは、どのような生活リズムで過ごされているのでしょうか。


朝は、結構早いですね。5時半とか6時には起きて、そのあとは、犬の散歩(運動?笑)や朝食、ニュースをチェックして...と、ゆったりと朝時間を過ごしてから出勤しています。出勤後は、メールチェックなどをしてから仕事を始めます。眠いお昼の時間帯は、仕事関連の文献を探すなど眠くない作業をするようにしていますね。で、その後、7時頃には帰宅して、ご飯食べたり、研究とか非常勤の準備をしたりって感じかな。
夜は苦手なんですよね。中学生の頃も、9時には就寝していたから、テスト前とかに友だちからメールが来ても寝ていたりして、友だちに怒られたこともあります(笑)。


ーーお手本のような生活!どうしたらそのような規則正しい生活が送れるのでしょう?

朝起きる時間を変えないことが大切っていうのはよく聞きますよね。
あとは、寝てなくて日中の作業スピードが落ちたり、人と会ったときに疲れていたり、体調を崩して仕事に支障をきたすのは嫌だから、しっかり寝られる生活リズムがいいなと思っています。
昔は、どんなに忙しいときもしっかり寝ていたから、作業に抜け漏れが出て困ったこともありましたが、今は、仕事なのでミスできない。だから、自分で余裕のある期限を設定して、絶対にその日までに終わらせるようにして、仕事に支障をきたさないことと生活リズムを崩さないことを両立しています。たとえば、非常勤講師の仕事なら、授業は水曜日なので、月曜までには準備を終わらせて、TAの子に渡すようにしています。
やらないと、TAに迷惑かける!というように、他人を巻き込むような仕事の保険を自分でかけるようにしています。


ーー最後に、学際情報学府の受験生やM1たちに一言をお願いします!

私は、学部の頃(文学部の心理)、ドクターの方々がTAで教えてくれていて、その人たちの研究のペースをみていたから、自由な学府の雰囲気に、最初はやらなくなったら怖いなと思っていました。もちろん学府は学府で楽しくて、他では得られない人間関係とかも得られ、自由だからこそできることもあるので素敵だと思っています。
ですが、なんとなく楽しそうだからとかの理由で決めちゃうと、入った後に苦労するんじゃないかなと思います。もちろん、それはいい面もあるし上手くいく人もいるんだけどね。でも、大学院に進むことをを決めたのは自分っていうことを思い出すこと、そのときの覚悟を忘れないことが大切かなって

ーー本当、そうですね...!いろんなことがあっても、自分で決めたのだって思えるということは、素敵な日々を送る第一歩な気がします!

伏木田さんのもつ素敵オーラの秘訣は、早起きにあるのかもしれない...。明日から早起きしよう!と思いつつ、今日も夜型生活気味の青木ですが、「習慣が人をつくる」ということを肝に銘じて良い修士生活を送りたいと思います。

次回は、安斎さんにインタビューです、お楽しみに!

青木翔子

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