2014.06.08
はい!みなさまこんにちは。
山内研究室M2の青木智寛です。
今年も梅雨入りして過ごしにくい日々にうんざりしている今日このごろです(笑)
さて、今年度2つ目のテーマとして展開しております「山内研の活動」のご紹介ですが、第3回目となる今回は、研究室のメンバーの相互理解を深める「合宿」について取り上げてみたいと思います!
山内研究室では、基本的に年2回夏と春に合宿を展開しております。
合宿の構成やコンテンツの決定は修士1年のメンバーによって行われており、交通手段や宿の手配までコーディネートすることになっています。(僕も去年担当していました)
山内研に所属する学生は基本的に修士・博士ともに合宿の参加は必須で、助教の方々も参加されます。春合宿に関しては入試に合格し山内研究室に仮配属が決まっている学生(M0)も可能な限り参加してもらっています。
●合宿の構成
合宿のプログラムは主に、
宿泊施設の会議室などを利用して行われる「学習プログラム」
実際の現場で活躍されている方々を訪問する「スタディーツアー」
飲み会やその土地の名所を楽しむ「レクリエーション」
から成り立っています。(年度によって変動あり)
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【夏合宿】
◯最近の実施場所
2012年:北海道函館
2013年:静岡県伊豆長岡
2014年:島根県海士町(予定)
◯学習プログラム
夏合宿の学習プログラムでは、有名な学者の学習理論をその生涯とともにまとめて発表する「学者発表」+α(普段のゼミではできないような学習活動)を行っています。
「学者発表」は、学部時代に教育・学習を専門にしていなかった私たち修士・博士の学生が、自分たちの研究に必要不可欠な知識を習得することを目的として、学習の古典的な理論を唱えた学者について調べ、研究室メンバーの前で発表をしています。
+αの部分では、毎年変動がありますが、先生・助教の方々を交えたグループワークを中心に、合宿という普段のゼミとは違った環境でしかできないことを行っています。(去年は助教の方々に研究人生グラフをつくっていただき、質疑応答を交えながら研究者としてのあゆみ方について考える活動をしました。)
◯スタディーツアー
2013年度は実施しませんでしたが、2012年度は公立はこだて未来大学を見学しました。今年度(2014年度)は島根県海士町で隠岐国学習センターを見学予定です。(blogにてレポ予定)
【春合宿】
◯最近の実施場所
2012年:香川県直島
2013年:静岡県三保
2014年:静岡県湯河原
◯学習プログラム
春合宿の学習プログラムは、「(M1による)修論発表」+αを行っています。
「修論発表」では、その年の修士2年の学生の修士論文を修士1年の学生が発表することで、つぎの1年間の修士の研究をどのように造っていくか、および修士論文の構成や執筆にあたって大変だったことを実際に修士2年の学生から学ぶことを目的としています。
+αの部分では夏合宿同様、先生・助教の方々とのグループワークを中心とした活動を展開しています。(今年度は、M1の追加研究発表と、山内研の将来について考えるLEGOを用いたワークショップを行いました)
◯スタディーツアー
今年は実施しませんでしたが、2013年は静岡大学教育学部を、2012年は直島のベネッセハウスミュージアムや美術館群を見学しました。
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文面の長さの都合上、レクリエーションについては深く触れませんでしたが、学生メンバーと先生・助教の方々で毎回楽しい時間を過ごしております!(笑)(去年の夏合宿のレポなどを御覧ください)
合宿は学生にとっては準備が大変なイベントではありますが、その分、終わった後の達成感が得られる貴重なイベントです。今年度の合宿でも研究室の外でしか学べないことを存分に吸収してきたいと思います。
追伸:
先日(5/31)、学際情報学府の入試説明会が行われ、多くの入学希望者の方々にお越しいただきました。皆さんの関心領域についてお話を聞かせて頂いて僕も非常に参考になりました。皆様が無事入試を突破されることを祈っております!
【青木智寛】