2013.01.31

【今年を振り返って】支えられた2年間

皆様こんにちは.
【今年を振り返る】シリーズ第3回は修士2年の末 橘花がお送りします.
さて,今日は学際情報学府修士論文の口頭試問でした.結果はまだ出ていませんが,これで修士研究も一区切りつきました.
このタイミングで1年を振り返るとなかなか感慨深いものがあります.

改めて振り返ると,本当にたくさんの方々に支えられて2年間を過ごすことができたのだなと実感します.

特に実践研究を行うにあたって,プレ実践として母校でオーラル・ヒストリーの授業をする機会をいただいたり,本実践として東京大空襲・戦災資料センターにご協力いただいたりしました.他にも,オーラル・ヒストリーをご専門にする先生方にFacebookを通じてお会いさせていただいたり,教育工学会でのポスター発表で様々な研究者の方に助言をいただいたりする機会がありました.また,研究室にこもって論文とにらめっこしたり発表資料の構成に頭を悩ませ,先輩方や助教さんに沢山の助言をいただいたり,ゼミで指摘していただきました.研究を行うにあたって,本当にたくさんのことに挑戦すると共に,たくさんの人に恵まれたのだなと思います.また,沢山の人から多くの刺激を与えて頂くことで,自分のことをじっくりと見つめる本当に良い機会にもなりました.

しかし,研究の渦中にいると,大量の論文を処理したり,実践の準備や運営したりするのに明け暮れ,手一杯になってしまい,周りが見えなくなってしまうこともありました.それ故にご迷惑をおかけしてしまったことも多くあったのではないかと思います.
それでも,先生方や先輩方,同期に後輩,山内研究室のみなさんが温かく時には厳しく指導してくださったり,支援してくださりました.また,卒業された先輩方からもメールをいただいて励まして頂いたこともあり,本当に嬉しかったのを覚えています.
更に,論文を提出する際にも,口頭試問の直前も,最後の最後までみなさんが心配してくださり,申し訳なさを感じると共に,私の修士研究は私一人のものではなく,支えてくださった皆様と共に作り上げたものだと改めて実感しました.この場をお借りして,私を支えてくださった全ての方にお礼申し上げたいと思います.

さて,今度は私がお世話になった方々にお返ししていく番です.私一人に出来ることは少なく,貢献するのは難しく私には何も出来ないなと思ったこともありました.しかし,研究のことで先輩からアドバイスを頂いた際に,「自身も昔は先輩からアドバイスを受けたり支援してもらったのだ」と伺ったことを思い出し,お世話になった方に直接は返すことができなくても,一つの方法として,ペイフォワードしていきたいなと思います.4月からは社会人として会社に勤めますが,私なりに社会や人に貢献していきたいです.

【末 橘花】

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