2012.11.02

【研究発表のこだわり】先行研究のまとめ方

 皆様お久しぶりです!M2の河田承子です。ハロウィンも終わり、あっという間に11月に入ってしまいました。修士論文に向けて焦りは募りますが、頑張るしかないと自分を奮い立たせる今日この頃です。

 さて、今週からは新テーマ【研究発表のこだわり】をお送りいたします。研究発表といっても色々な場面があると思いますが、ちょうど昨日研究発表が終わったところですので、自分が発表の資料を作る時にどのような所にこだわっているのかをご紹介したいと思います。

 日頃から物事を整理したり綺麗にまとめるのが苦手な私にとって、調べた数多くの先行研究をどのように分かりやすく、研究発表の資料にまとめるか、という事はM1に入った時の課題でした。ひたすら先行研究と向き合うM1の時期は、ゼミ発表までの1ヶ月間に山のような論文に埋め尽くされることがよくあります。その為、論文を読んで線を引くだけしかしていないと、何がどの論文に書いてあったのか思いだせなかったり、欲しい論文がすぐ出てこなかったりしてしまいう事が多々ありました。
 そこで私は、論文を読む時には常にポストイットを常備し、気になったキーワードや大切だと思った記述、自分の考えを書き出して、読み終わった論文に貼付けていました。貼付ける数も1枚や2枚ではすまず、貼付けすぎて論文のタイトルが見えなくなってしまったものもある程でした。ゼミ発表の2週間前までは先行研究を読みつづけてこの作業を繰り返し、その後は、ポストイットに書かれたキーワードが同じ論文ごとに仕分けをする作業に入ります。不思議なことに、この作業の過程でどの論文がどこに位置するのかが頭の中で整理出来ていきました。
 この作業が終わると、次に行うのが叩き台のレジュメ作りです。仕分けされたキーワードごとに、各論文の【目的】【結果】と【自分が気になった記述】を書き、このレジュメを基に研究発表の資料でどの部分を使うのかを毎回考えていました。キーワードごとに論文の要約がまとめられていたので、資料を作る時にも見やすく大変便利でした。本当は、論文を読みながら内容をパソコンに打ち込んでレジュメを作っていく方が時間の短縮になるのかもしれませんが、印刷された文字が苦手な私にとっては、一度鉛筆と紙(ポストイット)で書き出すことは思考の整理にもなり、自分には合っていたのかなと思います。

 というわけで、【研究発表のこだわり】というよりは【研究発表の前段階の作業でのこだわり】になってしまいましたがいかかでしたでしょうか?
これから、他のゼミ生の【こだわり】が続々と公開されていくので、私も楽しみです。今年も残り2ヶ月となってしまいましたが、一生懸命頑張りたいと思います。

M2 河田承子

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