2012.09.26
こんにちは。
8月から始まりました、研究に役立つウェブサイトシリーズ。
第7回目は、M1の吉川久美子が担当させていただきます。
私の研究対象は"造形ワークショップ"です。
今回は、私が造形ワークショップの情報収集等の際に参照しているサイトをご紹介させていただきます。
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1.アーティストこども
http://artists-children.net/
トヨタ自動車株式会社とAISプランニングにより運営されています。
子ども向けアートイベントの情報や、学校などでアーティストにより行われる
ワークショップの全国各地の情報を提供してくれています。
こちらのサイトの良いところは、イベントの情報掲載だけでなく、①こども向けワークショップなどを開催したことのある国内外の団体(コーディネータ一)、アーティストの一覧リストがあること、②そうした経験者(教師、アーティスト、コーディネータ)の経験談を掲載してくれているところにあると思います。メールマガジンも配信してくれており、私も読んでいます。
「アーティストに学校に来てワークショップを行って欲しい」、「全国でどのような活動が行われているのか知りたい」という方にオススメです。
2.武蔵野美術大学「造形ファイル」
http://zokeifile.musabi.ac.jp/
武蔵野美術大学通信教育課程の学生の補助教材として開発されたようです。
テキストと動画、写真により、素材、道具、技法に関する知識や用語などを
わかりやすく解説してくれています。PDFとして出力することも可能です。
こちらのサイトの良いところは、①動画で制作技法や道具の使い方を教えてくれる、②素材の歴史が解る、③例えば日本画を描きたいと思った時に、どのような用具を揃えればいいのかが解るところにあると思います。ケント紙に鉛筆で描いたらこんな表情になるという作例も掲載されているのもおもしろいかと思います。
「自分で何か制作をはじめたい」、「造形ワークショップに新しい技法を取り入れたい」、「参加者に素材や道具の説明をどうしようか悩む」という方にオススメです。
3.「ネットTAM」
http://www.nettam.jp/
トヨタ自動車株式会社と企業メセナ協議会により運営されている
アートマネジメント(アートと法律、助成金に関する情報など)に関する総合情報サイトです。
先ほどご紹介した子ども向けの情報に特化した「アーティストこども」より、
さらに幅広くアートイベント等の情報を検索することができます。
こちらのサイトの良いところは、①アートマネジメントを学びたいと思った際の関連サイトや書籍を紹介してくれていること、②芸術分野の求人情報を提供してくれていることころにあると思います。
「芸術文化活動の支援・運営に関する情報を知りたい」、「実際にアルバイトなどで関われる現場を探したい」などという方にオススメです。
以上3つのサイトを簡単にご紹介させていただきましたが、
まだまだ私自身、研究に役立つウェブサイトを見つけている最中です。
今後、さまざまなサイトと出会いながら、研究の刺激やアイディアをもらいつつ、
日々研究に取り組んでいきたいと思っています。
【吉川久美子】