2012.09.20

【研究に役立つウェブサイト】 大学生の実態、ICT教育を知る

こんにちは、M1の梶浦美咲です。
先日、長崎で開催された日本教育工学会に参加してきました。
沢山の研究発表を聞けたのはもちろん、多くの研究者の方々と知り合うことができ、有意義な時間を過ごせました。学会に参加し、情報収集するのも大切だと思います。

さて、M2の方々のお役立ちウェブサイト紹介が終わりましたので、続く第6回目から3回分はM1が担当させて頂きます。

私は現在「初年次大学生の学習スキルを支援するシステムの開発研究」に取り組んでいます。そこで、研究の対象としたい初年次大学生の現状を見ようと思い、先日大妻女子大学の学生にインタビューに行って来ました。

現場の声を聞きに行くことも大切ですが、ベネッセが実施している大学生を対象とした調査の結果も大学生の現状を知る上で非常に役立ちます。

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1.ベネッセ教育研究開発センター「大学データブック2012」
http://benesse.jp/berd/center/open/report/dai_databook/2012/index.html

実際の大学生の生活や学習時間、就職活動等、現代の大学生像を浮き彫りにしています。大学生を対象とした研究をしない方でも、大学関係者であればデータを眺めているだけでも面白いかと思います。
その他ベネッセ教育研究開発センターでは大学生に限らず様々な調査・研究データを一般公開しています。学習者の実態を把握する上で参考になるのではないでしょうか。
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現状の大学生を知ることも大切ですが、権威のある行政機関が発信する情報も重要です。

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2.文部科学省
http://www.mext.go.jp/

言わずと知れた文科省のウェブサイトですが、日本の教育における現状や問題点、方向性などを知ることができるという点で重要なサイトです。
特に私が現在着目しているページがここ(「予測困難な時代において生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ」(審議まとめ) )です。
現代の大学生において、学修時間が不足していることが問題視されており、授業の事前準備、授業後の展開等の主体的な学びの重要性から、質を伴った学修時間の確保を重要視していることが分かります。
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また、私はICTを活用した教育にも関心があります。
ICT教育の最新情報を発信しているサイトは沢山存在するのですが、その中でも私のお気に入りは「リセマム」というサイトです。

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3.リセマム
http://resemom.jp/

教育ICTに関することのみならず教育や生活に関するニュースを幅広く発信しているサイトです。
電子黒板やタブレットPCの普及状況等初等中等教育に関するニュースも豊富ですし、高等教育分野においても、eラーニングやオンデマンド授業等、様々な情報が提供されています。「アプリ」という項目もあるので、教育系アプリ開発をする方は、このサイトで最新の学習アプリ情報を得ることもできます。
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その他、小中学校におけるデジタル教科書・教材の普及にご興味のある方は、DiTT(デジタル教科書教材協議会)のページをチェックすると良いかと思います。

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4.SocialLearning.jp
http://sociallearning.jp/

このサイトでは、海外のソーシャルラーニングに関する記事を邦訳して簡潔に紹介してくれています。
海外の大学に関する記事も多く取り上げられています。海外のICTを活用した教育動向に関心のある方はこちらのサイトも確認すると良いのではないでしょうか。
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最後におまけです。
私は現在Androidアプリ開発の勉強をしているのですが、プログラミングができない方でも容易にAndroidアプリが開発できてしまうサービスが存在するので紹介しておきます。

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5.MIT App Inventor
http://appinventor.mit.edu/

マサチューセッツ工科大学(MIT)が提供しているコーディング不要のAndroidアプリ開発ツールです。
本来はプログラムの作り方の基礎を学習するためのツールなのですが、部品を組み合わせていくだけで誰でも手軽にAndroidアプリが作れるようになる、ということで関連書まで出ているようです。
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以上で私のウェブサイト紹介は終わらせて頂きます。
上記以外にも、M2の早川さんも記事に書いていましたが、Twitter等のSNSを利用して情報収集するのも良いかと思います。

まだまだ私の知らない有益なサイトが沢山ありそうなので、今後も情報収集していこうと思います。

梶浦美咲

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