2012.08.28

【研究に役立つウェブサイト】My Favourite Website

皆様 

ブログの更新、大変遅れていましまして、本当に申し訳ございませんでした。

今回は研究に役立ちそうなウェイブサイトの紹介ですので、私自身が普段よく参考したり、論文をダウンロードしたりするところを紹介させていただきたいと思います。

いまはpblを支えるような座席レイアウトの研究をしておりますので、pblという学習の仕組み、環境心理学との2つの面から関係資料を搜索しています。また、あくまでも学習現場と深く関連している研究ですので、「家具」というものに関する実態調査なども必要ではないかと考えています。

一番頻繁に使っているのはhttp://www.sciencedirect.com/というサイトで、理工学系の論文がほとんどだといっても、社会科学や心理学のものもたくさん入っています。そこで学習空間と学習者の効率・心理・行動の関係を捉える文献をいろいろとゲットしてきましたので、かなり使用率が高いです。さらに、一回論文をダウンすれば、システムは同じ類の文献、そして関係しそうな資料などをも自動的に薦めてくれるので、リソースが広まっていけると言えます。

pbl(プロジェクト学習)を支援するのは目的ですので、pblの実践をもいろいろと調べなければならないです。当初pblに興味があると伝えたら、山内先生からスタンフォード大学のdschoolの事例を教えていただき、その後http://dschool.stanford.edu/とのホームページをもよく使い、そこで'pblの実践例を参考しながらpblの仕組み、教学方法、課題の特性、活動のルーチンについて理解を深めています。

座席レイアウトの研究はいままでほとんど建築学会に限って研究されています。それらの研究も実際観察レポートという形に留まっているので、座席レイアウトと人間の行動、心理の関係性を深く考察する資料はなかなか見つからないです。理論研究はそれほどないといいながら、教育現場の実践はむしろ盛んにされているといっても良いです。MITやDenison University、the University of Birmingham、University of Minnesota等の大学では、学校家具のデザインと座席のレイアウトに努力を入れることを通して新しい「学び」を生み出す事例が多いですので、これらの大学のホームページに載っている紹介文章やブログをチェックするのも研究に有効的だと思います。

座席のレイアウトを研究のキーワードとして設定していますが、座席とは家具自体から切り離されないものですので、家具そのものに対する調査も必要です。家具業の発展は凄まじいスピードで出来ているので、ここ50年の大学の教学用家具を見れば、形状と使用材料そして配置方まで大きな変化が見られています。大学のホームページだけをみれば、家具の情報はとても限られているので、生産側としてのメーカーさんのホームページや国際家具展覧会などをも定期的にチェックしています。上記で書いてある大学のホームページは学習空間を紹介するとき、度々使用家具の提供先の情報をも出していますので、それを経て、www.allsteeloffice.com/やwww.steelcase.comなどの会社を知り、学校家具とオフィス家具の最新な情報を手に入れています。

恐らくもっと参考になるサイトもあるかもしれませんが、いままでは上記のものを使って、いろいろ良い資料をもらいましたので、これからも愛用しながら研究を進めていきたいと思います。

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