2011.10.21

【山内研メンバーの一日】私の1日

 皆様こんにちは。修士課程1年の吴重恩です。

 【山内研メンバーの1日】第5回目はわたしが担当させていただきます。
 
自分の1日を書くというのは、ほぼ日記みたいなものですね。日記は文学的素養の深さに関わらず、誰でも気軽に書けるはずです。なのに私は、昨日この「山内研メンバーの1日」のシリーズタイトルを5分間以上見つめて、1文字も書けませんでした。
 
唐宋八大家の一人の韓愈は嘗て言いました:「業は勤むるに精しくて、嬉しむるに荒み、行いは思うに成りて、随うに毀る」("业精于勤荒于嬉,行成于思毁于随")。充実な生活ぐらいあれば、書けないわけがないですね。一体いままでどれだけ怠けていてつまらない暮らしをしてたのかを自分に問いをしたい気分です。
 
「充実で面白みでいっぱいな1日」を書いてお送りしたいつもりでしたが、事実上こんな暮らしではないですから、それよりも「真実の1日」を送らせていただきます。
  
 殆どの時間をパソコン作業か読書で使っていますが、いかにも真面目そうなイメージです。しかし、途中チャットツールで友たちとチャットしたり飲み物を買いに行ったりするから非効率の至りで、視力が下がる一方で脳と心は相変わらず「空っぽ」状態のままです。

それにしてもなるべく落着いて勉強しようと頑張っています。「押詰め」教育を受けてきた私にとって、研究室やコモンズのような割とインフォーマル・ラーニングに向いている学びの場よりも伝統式な教室で集中できるのです。しかし最近図書館に行っても、つい寝てしまうから、結局やめました。いまはコモンズでバッハを聞きながら研究の作業をするのが一番多い感じです。お昼の時間になると、コモンズにいる違う研究室の人や違う国の人と一緒に大学付近のお店でご飯を食べながら悠々としたのが大好きです。

一人で海外で生活するのは色々と大変ですが、人生の「スプリング」(Spring)を常に意識しいます。スプリングは、何種の意味があります。春という意味もありますし、金属製の部品という意味もあります。人間とその生活はスプリングと同じように、ストレッチ(stretch) とリラックス(relax)を両立させることができるからこそ、いつになっても良い状態で働けるわけです。いくら忙しい日でも、趣味と休憩の時間を保証して、余裕を持って生活するのは大事だと思います。

吴重恩

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