2011.04.26

【授業情報】学習環境デザイン論(大学院学際情報学府)

地震の影響で開講が遅れましたが、4月27日(水)より東京大学大学院学際情報学府の授業「学習環境デザイン論」を開講します。東京大学に所属する大学院生の方はどなたでも履修することができます。

【授業概要】
学習環境のデザイン原則について、事例研究・理論研究・企画立案を通じて検討する。

【授業計画】
(10時15分〜11時45分:情報学環・福武ホール 地下2F 福武ラーニングスタジオ3)
4月27日 オリエンテーション 授業の内容と進め方
5月11日 事例研究:活動ーCAMP クリケットワークショップ
5月18日 理論研究:活動ーフロー理論
5月25日 事例研究:共同体ー湧源サイエンスネットワーク
6月1日 理論研究:共同体ー実践共同体論
6月8日 事例研究:空間ー駒場アクティブラーニングスタジオ
6月15日 理論研究:空間ーアフォーダンス論
6月22日 デザイン課題(グループワーク)
6月29日 デザイン課題(グループワーク)
7月6日 デザイン課題(グループワーク)
7月13日 発表
(地震の影響で減った回は文部科学省の通達に従いレポートで補う)

【授業の進行】
▼事例研究・理論研究
1) 担当者が事例や理論について発表する。
2) グループで議論し、デザインの特徴と課題について検討する。
3) 議論から出た疑問を報告グループに投げかけ、問いを深める。
4) 教育・学習研究の概念との接続について教員が解説する。
▼デザイン課題
大学における現実の問題状況を解決するための学習環境を事例研究や理論研究の知見を援用しながらデザインする。(課題は6月22日に提示する。)

【評価】
出席 25%
事例研究・理論研究報告 25%
デザイン課題 25%
レポート 25%

【教科書】
山内祐平編「学びの空間が大学を変える」ボイックス出版, 2010
美馬のゆり・山内祐平著「未来の学びをデザインする」東京大学出版会, 2005

山内 祐平

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