2011.03.25
みなさま,こんにちは。 修士課程1年の柴田アドリアーナです。
東北地方太平洋沖地震から2週間たちました。まだ余震も続いてとても心配ですが、被災された皆様に一日も早い復旧•復興を心よりお祈り申し上げます。
それでは、メンバーがそれぞれの目線で4月からの1年間を振り返るシリーズ【1年間を振り返る】,第6回をお送りいたします。
修士課程の一年間
修士に入ってからの一年間はあっという間に過ぎてしまいました。
研究生として山内研究室に入ってから「HardFun - 苦楽しい」という言葉をよく耳にしてきました。今年を振り返ると「HardFun」はこの一年間に一番ぴったりの言葉だと思います。
前回のシリーズ、【私の学びの場】で紹介したBEATのメールマガジンの執筆、授業の課題やゼミでの研究発表と英語文献でとても忙しくて「Hard」でした。特に前学期にはグループワークが多くてスケジュールはミーティングでいっぱいでした。
しかし、課題の中で実際にワークショップや学習環境のデザインをしながら「Fun」な時間も沢山ありました。そして、授業では他の研究室の方々とグループワークをしながら、幅広い分野からの視点を通してコミュニケーションすることができました。多様な意見を聞きながら、とても魅力的な学習環境だったと思います。
研究の進み具合
こんな忙しい毎日の中で学習し、研究も進んできました。この一年間は研究に関する内容を沢山レビューしました。放課後学習やFifth Dimension、さまざまな事例を見てきました。そして、在日ブラジル人に関する状況やその子どもたちの教育に関する活動にも注目しました。
こんな沢山の情報の中で、今の自分の研究に必要な情報をまとめるのがとても大変でした。毎回のゼミ発表で皆から頂くコメントを大事に聞いて、研究の方向性を決めてきます。そして、定期的にファシリテータの佐藤朝美さんと研究相談をしながら研究を進んできました。いつも貴重なアドバイスを頂いて本当に感謝しています。
4月になると修士2年になります。去年の今頃を思い出すと、先輩達の研究発表をみながら修士課程に進みました。この一年間、彼らの頑張っている姿を見て感動しました。(修了生の皆さま、おめでとうございます!)
ここからの一年間を想像することはとても難しいが、これからも自分としっかり向き合って改善しながら研究して行きたいと思います。
【柴田 アドリアーナ】