2010.12.05
みなさま、こんにちは。 博士課程1年の大城です。
山内研究室にある、ちょっと意外で便利な道具や文化をご紹介する
【山内研の秘密】!
シリーズ最終回となる今回は、「お菓子箱」をご紹介します。
山内研究室には冷蔵庫があります。
先生のご好意で、いつもお茶などの飲み物が常備されています。
その冷蔵庫の隣の棚の上にあるのがお菓子箱!
さて、今日はどうなっているのでしょう?
ちょっと中身を覗いてみましょう。
ちょうど先日マレーシアに出張があったため、
不思議なお菓子も混じっていますね。「Rocky」...?
冷蔵庫の飲み物は、院生のみんなで、好きなものをまとめて注文しているのですが、
こちらのお菓子箱の中身は、山内先生が直接買って来てくださるものがメインで、
時期によって、先生や院生の出張先・帰省先のお土産が入っていたりもします。
さすがは美食家・山内先生!どのお菓子も美味しいです。うまうま。
しかも、いつも"誰が食べるか"を予想しながら考えて買っているとのこと。
例えば、私は「こげめし」というお煎餅が大好きで、箱にあると必ず食べています。
醤油のしみ具合とプチプチパリパリの食感がたまらない~!!
...ということを、先生は全てお見通しなのだった!
しかし、そんな先生といえども、やはり新製品や流行りものには弱いのでしょうか?
ごくたまに、よくわからないものも補充されます。
その場にいた院生みんなで試してみましたが、これ、本当につかめます!
ポテチをつかんだ後に指をすり合わせる、あのしぐさまで再現可能!
しかしながら、パソコンを使いながらではかえって不便という悲しい発見もありました。
などと、茶化してしまいましたが、こんな変わり種もお楽しみのひとつです。
研究や課題に苦戦して、院生がピリピリしてしまっている時でも、
一瞬で研究室の空気が和みます。
また、(これは私だけかもしれませんが、)
実は、先生が冷蔵庫の飲み物を取りに来られるタイミングや、
お菓子箱を補充しに来て下さるタイミングで、
先生に話しかけるタイミングを見計らっています。
ご多忙の中、「いつでもデスクに来てもらって大丈夫です。」と言ってくださる山内先生。
実際、急用の場合には遠慮なくそうしていますが、
人間、食べ物や飲み物に手を伸ばすタイミングというのは、
どんなに短い時間でも、その人が一呼吸入れているタイミングなのではないかな、
と私は考えています。
そこで、お茶やお菓子をつまみながらお話しできるくらいの、
ちょっとした用事で先生に話しかけたい時には、そのきっかけを、
冷蔵庫やお菓子箱に来られるタイミングでつかんでいる...つもりです。
ということで、山内研のお菓子箱は、山内研のオアシスです。
胃袋的な意味でも、精神的な意味でも。
おやつ、お茶、お食事、お酒、どんなレベルのものでも、
「いっしょにものを食べる・飲む」ということは、
ともに生活していくうえで、とても大事なことだと思います。
山内研究室は、「同じ釜の飯」ならぬ「同じ箱の菓子」を食った仲間!
普段から「食」を通じた温かいやりとりが大切にされています。
[大城 明緒]