2010.05.31

【開催報告】電子書籍時代の教材:誰が作りどんな形になるのか

5月29日(土)にBEAT Seminar「電子書籍時代の教材・誰が作りどんな形になるのか」が開催されました。佐々木俊尚さん (ITジャーナリスト)、宇治橋祐之さん(NHK)、長谷川一さん(明治学院大学)のお話をうかがい、参加者のグループディスカッションから出された質問によって本質的な議論ができたと思います。登壇者と参加者のみなさまにお礼申し上げます。
(Togetterによるまとめはこちらからご覧になれます。近日中にセミナーレポートがBEATウェブサイトに公開される予定です。)

佐々木さんのお話から、歴史的に見て写本→紙→ネット配信と2回しか変わっていない情報コンテナの重要性を、宇治橋さんのお話から、マルチメディア教材における映像活用の可能性を、長谷川さんのお話から、主体的に技術とかかわることの大切さを学べました。
iPadの発売によりタブレットデバイスの学習利用は「祭り」状態になっていますが、技術決定論的な発想を打破する新しい学びの形について、近代の所産である学校や教科書というメタファーに縛られずデザインしていきたいと考えています。

[山内 祐平]

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