2009.12.24
山内研の食卓!第5回は修士1年の帯刀菜奈より、クリスマスにぴったりのフレンチレストランをご紹介いたします。
その名もPAISIBLE(ぺジーブル)。お客様をおもてなしするときにだけ訪れる、とっておきのフランス料理屋なのです。
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春日通りのそのまた奥に突然姿を現す大きなクスノキ。この根元にお店はたたずんでいます。
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本日のランチメニューは、ちょっとリッチなホリデー気分でPrestigeをチョイス。
アミューズに椎茸とムースが蓮華に乗って運ばれてきます。
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ふんわりとした舌触りに思わずうっとり。山内先生の「安心する味」との表現に、一同納得。
続いてミネストローネ。
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アリスのティーパーティーに出てきそうなちょんぴりサイズのかわいいカップを覗くと、温かいさっぱりとしたトマト味がたっぷり野菜とともに。
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つぶつぶ食感のビーンズとしゃきしゃきキャベツの2層の歯ごたえの中、舌の上でまったりとろけるのは濃厚なフォアグラです。あぁ、贅沢な前菜。
そして本日の主役の登場です。ラ・パン!!
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マッシュポテトのやわらかい甘さにはさまれて、しっとりとした肉が顔を出します。しつこくないのに濃くがある。フレンチのハンバーガー、ここに現る。
ランチメンバーで料理のおいしさを言葉にしてみようと試みるものの、私が覚えているのはうまい表現よりも、たえない笑顔です。理屈抜きにおいしいってこと。
おなかいっぱいになったところで・・・
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タルトにティラミス、シャーベットは、お絵かきパレットのようなプレートに芸術盛り。
私のお勧めはすっぱくてジューシーなパッションフルーツシャーベットです。甘いものは苦手だけれど、コースのデザートが食べたい、そんなワガママ心を満たしてくれる一品です。
味はもちろん、彩りも美しく、からだに優しいフレンチをつくってくださるのはシェフの日田さんです。
また来たいと思うのは、スタッフの方々がBe Our Guestの暖かい雰囲気で接してくださるからでしょうか。
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心がほっこりするぺジーブルのフレンチが、素敵な聖夜を演出してくれるはず。
Merry Christmas and Kuishinbou ANZAI !!!
[帯刀菜奈]