2009.03.03
ちょっと前に、建築の際で鼎談をする野田さんの演劇「パイパー」を見てきました。
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野田秀樹が、時空を超えた壮大なスケールと、スリリングな展開で魅了する新たなる
人類の叙事詩「パイパー」
赤土と氷河、天空には地球が...。
1000年後の火星で、何が起きていたのか?
火星は人類の憧れであり、希望の星だった。
その初の火星移住者たちのあふれんばかりの夢が、どのように変貌を遂げていくのか。
そして、人々と共に火星に移住した「パイパー」なる生物?機械?
人間?もまた、人類の夢と共に変貌を遂げる。
そして1000年後の火星。
その世界を懸命に生きている姉妹たち。
その妹ダイモスに松たか子、姉フォボスに宮沢りえ、その父親ワタナベを橋爪功が演じる。
遠い未来の遠い火星が、2009年の身近な地球の劇場に出現する。
とんでもないことが起きそうな最新作「パイパー」に乞うご期待!
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それほど広くないであろうシアターコクーンの舞台を二段構成にし、回想シーンでの素早い舞台変更やダイナミックな人の動き、意表をつく言葉遊びの連続で、すばらしい非日常的な世界を構成していました。演劇系の人がワークショップと親和性が高いのは「ことば・からだ・ひろがり」のコントロールができるところから来るのかもしれません。鼎談が楽しみです。
[山内 祐平]