2008.09.04

【突撃!隣の研究者】中川一史先生

 山内研に近しい研究者の先生方をご紹介する【突撃!隣の研究者】の第3回。
いつもの3番手,林向達がお送りいたします。今回は,メディア教育開発センター教授である中川一史先生をご紹介します。

 
■どんなことをされてる先生?

 もともと小学校現場の教諭であった先生は,当時はまだ珍しかった教室へのパソコン導入を先駆け,とても魅力的な実践を展開されました。教室にやってきたパソコンは,アップル社のマッキントッシュ。教室で子ども達がマックと過ごす日々の実践は,先駆的なメディア実践として,パソコン雑誌等の連載にもなり有名となりました。

 その後も,「メディア」という視点はぶれることなく,実践と研究を積み重ね,教育委員会の職を経て,1999年には金沢大学教育学部の助教授に就任されます。

 金沢大学着任後も,その勢いは留まるところを知らず,地域の現職の先生方を巻き込んで様々な研究会やプロジェクトを推進し,常に現場志向の取り組みを重視してきたのは,ご承知の通りです。

 現在はメディア教育開発センター教授として所属を移され,いわば全国区でメディア教育を盛り立てていく役目を担われています。ちなみに,メディア教育開発センターには,第1回で登場した堀田先生もいらっしゃり,日本の初等中等教育における情報・メディア教育の取り組みを強力に後押しています。


■どんな先生?

 たくさんのプロジェクト,たくさんの教育現場との関わりからもわかるように,バイタリティに溢れ,周りの人々のチャレンジ精神を鼓舞して場を作っていける先生です。当然,周りからの信頼も厚く,大変親しみやすい関係を築いてくださいます。

 最近,お腹がポニョみたいになったことを(金沢大学の)教え子からからかわれても,ちっとも怒らないので,とてもお腹…じゃなかった…器の大きい先生だと再確認しました。

 飲みに行くのもお好きです。特にワインはお気に入りのようで,ワインバーにお誘いいただいたことが何度かあります。山内研究室のお隣の研究者の先生方は,みんなグルメかお酒大好きな先生が多いです。

 そして,先生は古くからのマックユーザーです。ホームページにも「こよなくリンゴを愛スル。」と宣言されております。この部分は私も同じです。


■「お隣」具合

 メディアや情報に関する教育を研究するという側面で,山内先生ともお仕事をご一緒されることがあります。実際,私が初めてナマ中川先生やナマ山内先生を見たのも,ご一緒にパネルディスカッションをされたときでした。そのとき,中川先生のご著書を持っていたので,ミーハーな私は先生のサインをもらったことがあります。

 サインをもらったときには想像もしませんでしたが,中川先生にお声掛けいただき,いまでは一緒に学校現場への助言活動などのお仕事をさせていただいたり,プロジェクトをお手伝いさせてもらうようになりました。また,私の修士論文の調査について,ご助言いただいたりしています。本当にいろいろとお世話になっています。


■関連リンク

Hitoshiの部屋
http://www.hitorin.com/

中川先生のひとりごと
http://www.hitorin.com/column/

メディア教育開発センター
http://www.nime.ac.jp/


 というわけで,第3回はメディア教育開発センターの中川一史先生でした。中川先生,また美味しいもの食べに行きましょうね。

[林 向達]

 
 p.s. 受験生の皆様,お疲れ様でした。それぞれの結果はあったかも知れませんが,今後も頑張っていきましょう!

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