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公開研究会「ミライバ」
第6回:保育環境におけるハード・ソフトのデザイン
― アーキヴィジョン広谷スタジオの事例から ―
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空間デザインにおいて「ハードとソフト」という言い方を耳にしたことはありませんか。
物理的な建物や設備といったハードデザインだけでなく、一定の形のない運用面などのソフトデザインを考えることが、学習空間設計には大切です。
近年個性的な学習空間を多く目にするようになりましたが、ハード・ソフト両方を完璧にデザインすることはそう簡単ではありません。
時代の影響や、利用者の変化などが影響し、設計者が意図したように空間が使われなくなってしまうことが、どんな学習環境にも起こり得ます。
ハードとソフトと間には、見えない壁がありそうです。
今回の公開研究会ミライバでは、保育環境のハード・ソフトのデザインに焦点をあててみたいと思っています。
ゲストに、さまざまな保育環境の設計を手がけられてきた、アーキヴィジョン広谷スタジオの石田有作さんと、石田さんが手がけられた京都M保育園、愛知S保育園を視察をされた早川克美さん(京都造形芸術大学 芸術教養学科 准教授)をお招きします。
石田さんからは、これまで手がけてきた保育環境の設計意図について、早川さんからは実際に視察をして見えてきた利用者の様子についてうかがいながら、設計者の意図と利用者の意図との間にあるハードルについて、考えてみたいと思います。
後半には、フロアから質疑応答を受け、ディスカッションを行います。
みなさまのお申し込みをお待ちしております。
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■日時:2013年9月12日(金)17:00-19:00
■場所:東京大学大学院情報学環・福武ホール
地下2階ラーニングスタジオ1
(http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/)
■定員:20名
※応募者多数の場合は抽選。
抽選の結果はお申し込みいただいた皆様に
メールでお知らせいたします。
■参加費:無料
■お申込み方法
参加申込フォーム( http://bit.ly/miraiba_6 )よりお申し込みください。
■お申込み締切
2014年9月7日(日)
■お問い合わせ先
公開研究会「ミライバ」運営事務局(NPO法人Collable 山田)
Mail:info[at]collable.org (※[at]を@に変えてお送りください)
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■公開研究会ミライバとは?
今まで独立して存在していた「家」「学校」「コミュニティ」の敷居が低くなりつつある現代社会の中で、大きく意味が変わりつつある「場」の未来について考えていく公開研究会です。東京大学 情報学環・福武ホールとミサワホーム総合研究所が開催しています。