情報学環・福武ホールの理念を具現化するために、ロゴマーク、サイン(館内案内表示等)、Webサイト、冊子などの多様なメディアに一貫したイメージを提供していきます。
長さ100mの「考える壁」と、その向こうにある「学びと創造の交差路」。それが情報学環・福武ホールの大きな特徴です。
私たちの前に大きく立つ「壁」。新しい何かを生み出していくためには、物理的にも概念的にも乗り越えなければならない「壁」が必ず立ちはだかります。
その「壁」を越えた時に、私たちは新しいものを手にすることができる。つまり、「壁」なくしては、私たちに学びも成長もないといえるのかもしれません。
だから、厳格に立ちはだかる一見無機質な「壁」は、私たちの敵でも障害でもなく、私たちに新しい学びと成長の機会をもたらしてくれる優しい存在であるのだと考えます。私たちはその「壁」の前で「考え」、それを越えていこうと努力します。
そこで、私たちの学びと成長を支える厳格で優しい「考える壁」のイメージを、情報学環・福武ホールに関連するメディアのデザインコンセプトにしています。
情報学環・福武ホールでの実活動とともに、そのメディアも、多くの人々の学びと成長を支え、新しい研究と社会をデザインすることに貢献できれば幸いです。
横に延びる矩形は、情報学環・福武ホール建築の特徴的なフォルムと「考える壁」、現代において専門分化された学問領域をネットワーク的に連携させる横型の活動拠点であることを象徴している。
また、左部に配置された3つのドット(点)は、情報学環(iii: Interfaculty Initiative in Information Studies)のロゴマークを象徴し、同時に情報学環・福武ホールから、社会へ新たな情報の発信を目指していることを表している。