前身の総合研究資料館の改組拡充により、1996年春に国内初の大学博物館として誕生した。 創学以来、東京大学に蓄積されてきた600万点を超える学術標本のうち、300万点を超えるものが当館に収蔵されている。 専門分野の研究者による研究収集活動に加えて、展示活動や教育活動にも力を入れている。 開設以来すでに70近い公開展示を行っているほか、最近では博物館を都市空間に進出させる「モバイルミュージアム」等の実験的取り組みも行っている。 (総合研究博物館 松本文夫)