2014/08/20
【参加者募集】ラーニングフルエイジング研究会 第1回「カフェ型ヘルスコミュニケーションにおける学習」
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9/16 開催
第1回 ラーニングフルエイジング研究会
「カフェ型ヘルスコミュニケーションにおける学習」
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医療系専門職と市民・患者が対話を通じて互いに学び合う活動として、ワールドカフェなどを応用した「カフェ型ヘル スコミュニケーション」が注目されています。
家庭医であり医学部教員である孫大輔さん(東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター)は、市民のヘルスリテラシー向上と医療者教育を目的として、この活動を実践しつつ研究を行っています。研究では、カフェ型ヘルスコミュニケーションにおいて参加者に「変容的学習(transformative learning)」のプロセスが起こり、他者への理解が促進されることが示唆されたそうです。若者から高齢者まで参加でき、非専門家と専門家が互いに学び合うこ とのできる構成主義的な学習の場としての、カフェ型のアプローチについて可能性についてお話くださいます。
会場のみなさまと議論できる、活発な研究会にしていきたいと考えております。
お申し込みをお待ちしております。
■ゲストプロフィール
孫大輔(東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター)
2000年東京大学医学部卒。腎臓内科医を経て、2008年より家庭医(総合診療医)に転向。2012年より現職。日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医。医学博士・看護学博士。 現在、大学にて学生教育と研究に携わる傍ら、家庭医としての勤務を続けている。また2010年より、市民と医療者の対話と学びの場「みんくるカフェ」を主宰している。
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■日時:2014年9月16日(火)18:00-20:00
■場所:東京大学大学院情報学環・福武ホール
地下2階ラーニングスタジオ1
■定員:20名
※応募者多数の場合は抽選。
参加の可否はお申し込みいただいた皆様に
メールでお知らせいたします。
■参加費:無料
■お申込み方法
■お申込み締切
2014年9月9日(火)
■お問い合わせ先
ラーニングフルエイジング研究会 運営事務局(宮田舞/東京大学大学院学際情報学府)
Mail: (※[at]を@に変えてお送りください)
learningful.ageing[at]gmail.com
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■ラーニングフルエイジング研究会とは?
この研究会は、ミネルヴァ書房から2015年度刊行予定の書籍『ラーニングフルエイジング:超高齢社会における学びの可能性』との連動企画です。
本書では、死ぬまで学び続け成長する存在として高齢者を位置づけ、高齢者特有の学習課題に焦点を当てます。そして、多様な高齢者像の視点に立ちながら、高齢者の学習にはどのような方法をとりうるか、国内外の豊富な取材事例を盛り込みながら、研究者・実務家との領域横断的な議論で検討することを試みます。
この研究プロジェクトは、東京大学大学院 情報学環・福武ホールと医療法人医凰会との共同研究の一環として開催しています。
(企画責任者:森玲奈/東京大学大学院情報学環)