2014/12/05
【参加者募集】ラーニングフルエイジング研究会 第5回 「ソーシャル・キャピタルとしての退職シニア」
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1/22 開催
第5回 ラーニングフルエイジング研究会
「ソーシャル・キャピタルとしての退職シニア」
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団塊世代が65歳に達し、日本の高齢化率はついに25%を超えました。かたや生産人口は減少の傾向が止まらず、これからは元気な退職者には社会において何らかの社会の担い手を期待せざるを得ないような状況にあります。完全に社会からリタイアして悠々自適というのは、なかなか叶わぬことになってくるのかもしれません。
片桐恵子さん(神戸大学大学院人間発達環境学研究科字准教授)はこれまで退職シニアの社会参加を中心に研究を実施してきており、様々な可能性を見出されてきました。たとえば多くは失われてしまう仕事中心のネットワークの代わりに地域でのネットワークを構築し、それを縁として地域社会に溶け込むことが可能になること、会社とは違った地域社会でのコミュニケーション・スキルを身につけることができることなどは、退職を迎えた彼らの注目すべき変化でしょう。
今回は、退職を迎えたシニアの社会参加を契機にした、その後の様々な生き方や生涯発達の可能性についてご紹介いただき、皆さんと検討していきたいと考えております。
お申し込みをお待ちしております。
■ゲストプロフィール
片桐恵子(神戸大学大学院人間発達環境学研究科字准教授)
東京大学文学部社会心理学科卒業。同大学院にて2006年博士号取得。
大学卒業後、日本火災海上保険(株)入社後、日本興亜福祉財団社会老年学研究所研究員を経て2013年より現職。近著に『退職シニアと社会参加』(東京大学出版会)。
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■日時:2015年1月22日(木)18:00-20:00
■場所:東京大学大学院情報学環・福武ホール
地下2階ラーニングスタジオ1
■定員:20名(先着)
■参加費:無料
■お申込み方法
からフォーム記入でお申し込みください
■お申込み締切
2015年1月14日(水) 延長しました:定員に達し次第締め切ります
■お問い合わせ先
ラーニングフルエイジング研究会 運営事務局(宮田舞/東京大学大学院学際情報学府)
Mail: (※[at]を@に変えてお送りください)
learningful.ageing[at]gmail.com
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■ラーニングフルエイジング研究会とは?
この研究会は、ミネルヴァ書房から2015年度刊行予定の書籍『ラーニングフルエイジング:超高齢社会における学びの可能性』との連動企画です。
本書では、死ぬまで学び続け成長する存在として高齢者を位置づけ、高齢者特有の学習課題に焦点を当てます。そして、多様な高齢者像の視点に立ちながら、高齢者の学習にはどのような方法をとりうるか、国内外の豊富な取材事例を盛り込みながら、研究者・実務家との領域横断的な議論で検討することを試みます。
この研究プロジェクトは、東京大学大学院 情報学環・福武ホールと医療法人医凰会との共同研究の一環として開催しています。
(企画責任者:森玲奈/帝京大学高等教育開発センター講師・東京大学大学院情報学環客員研究員)