2014/11/13
【参加者募集】ラーニングフルエイジング研究会 第4回 「がん患者と家族に必要な医療とは?」
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12/5 開催
第4回 ラーニングフルエイジング研究会
「がん患者と家族に必要な医療とは?」
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平成24年6月に閣議決定された「がん対策推進基本計画」では、「がん患者が住み慣れた家庭や地域での療養や生活を選択できるよう、在宅緩和ケアを含めた在宅医療・介護を提供していくための体制の充実を図る必要がある。」と明記されています。これはいったい何を意味しているのでしょうか?
緩和ケア医であり大学教員である岩瀬哲さん(東京大学大学院医学系研究科緩和医療学講座 特任講師)は、がん患者さんと家族の意志決定支援、苦痛の評価と治療、在宅医療の調節をされています。がん患者さんと家族は、治療中や治療後に安心して自宅で過ごすことができないのでしょうか。たくさんの患者さんを看取ってきた臨床現場の医師が、がん医療の問題点とその課題を判りやすく語ります。
「死」がいつかはやってくる―避けられないものならば、そのことについて考えてみることが重要だと岩瀬さんはおっしゃいます。「死」というものをタブーとせず、この機会に語ってみませんか。
お申し込みをお待ちしております。
■ゲストプロフィール
岩瀬 哲 (東京大学医科学研究所附属病院緩和医療科 特任講師)
1994年埼玉医科大学卒業。埼玉医科大学総合医療センター外科、東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部を経て、2012年10月より現職。「緩和医療学」が専門。東大医科学研究所でC3PO(Comprehensive Cancer Care, Patient Oriented) の提供を目指す。Rドーキンスの「利己的な遺伝子」に影響を受け、「進化医学」も標榜。座右の書は「葉隠」。元ボクサー。日本緩和医療学会暫定指導医、NPO法人キャンサーネットジャパン理事長。厚生労働省緩和ケア推進検討会構成員(2012-13)。
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■日時:2014年12月5日(金)18:00-20:00
■場所:東京大学大学院情報学環・福武ホール
地下2階ラーニングスタジオ1
■定員:20名(先着)
■参加費:無料
■お申込み方法
からフォーム記入でお申し込みください
■お申込み締切
2014年11月27日(木) 延長しました:定員に達し次第締め切ります
■お問い合わせ先
ラーニングフルエイジング研究会 運営事務局(宮田舞/東京大学大学院学際情報学府)
Mail: (※[at]を@に変えてお送りください)
learningful.ageing[at]gmail.com
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■ラーニングフルエイジング研究会とは?
この研究会は、ミネルヴァ書房から2015年度刊行予定の書籍『ラーニングフルエイジング:超高齢社会における学びの可能性』との連動企画です。
本書では、死ぬまで学び続け成長する存在として高齢者を位置づけ、高齢者特有の学習課題に焦点を当てます。そして、多様な高齢者像の視点に立ちながら、高齢者の学習にはどのような方法をとりうるか、国内外の豊富な取材事例を盛り込みながら、研究者・実務家との領域横断的な議論で検討することを試みます。
この研究プロジェクトは、東京大学大学院 情報学環・福武ホールと医療法人医凰会との共同研究の一環として開催しています。
(企画責任者:森玲奈/帝京大学高等教育開発センター講師・東京大学大学院情報学環客員研究員)