今回のEduce Cafeでは、カフェ文化研究家・東京大学情報学環特任助教の飯田美樹さんをお招きします。
ヨーロッパを訪れた時、美しい街並みや自由でリラックスした雰囲気の公共空間、オープンカフェで楽しそうに時を過ごす人たちを見て思わず息を呑んだことはありませんか。こうした都市での豊かなパブリック・ライフは、実は昔から変わらず存在し続けてきたわけではありません。ヨーロッパの多くの都市も日本同様、戦後は車中心社会となり、中心市街地は空洞化し、さびれていきました。このままではいけない、都市を人々の手に取り戻し、活気ある街にしたいという思いから、各地の都市改革が始まっていき、私たちが羨む今の姿ができたのです。ではどうすれば人がつい訪れたくなる、心地よい公共空間をつくることができるのでしょう。そのために研究や実践を重ねてきた先人たちから、豊かなパブリックライフを生み出すためのヒントを学びます。また、パブリックスペースの質をぐんと引き上げるために、いかにカフェが重要な役割を果たす役割かについても考察していきます。
■日時:2017年11月27日(月) 19時~21時
■場所:情報学環・福武ホール 福武ラーニングスタジオ1
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩7分 東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線 湯島駅 徒歩20分 東京メトロ南北線 東大前駅 徒歩10分
■定員:20名
■参加費:2000円(飲み物と軽食こみ)
※学生の皆様へ・・今回、学生会費は設けておりませんが、ボランティアスタッフを数名募集しております。その場合、事前の会場設営等、簡単なお仕事をしていただきますが、参加費無料になります。スタッフには人数制限がございますので、「スタッフ希望」と明記の上、ご連絡ください。
■ゲスト:飯田美樹(Miki Iida)
カフェ文化研究家、東京大学情報学環特任助教。専門は20世紀前半のパリのカフェ文化。高校時代からエコ・リーグという環境NGOに関わり、数々の宿泊型イベントに参加、企画。その体験から人生が変わる場、社会変革の発端となりうる場について興味を抱く。学生時代にフランスに留学し、パリのカフェに足繁く通っていた頃、カフェが社会変革の場であったと知り、研究開始。著書『cafから時代は創られる』(いなほ書房)では、「天才達がカフェに集ったのではなく、カフェに通うことで天才になっていったのでは」という視点で、カフェという場のポテンシャルについて考察。出版後各地でカフェという場の力について講演。現在はパリのビストロ、カフェ文化を紹介するサイト"Paris-Bistro.com"日本版代表として記事の執筆、翻訳等を行っている。ワインエキスパート。フランス語講師。フランス語通訳ガイド。
Paris-Bistro.com
http://jp.paris-bistro.com
個人のホームページ
https://comptoir-miki.jimdo.com
■ホスト:森玲奈(MORI Reina)
帝京大学高等教育開発センター講師。博士(学際情報学)。
学び続ける人とそれを包み込む社会に関心を持ち、生涯学習に関する研究と実践を続けている。単著『ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成』(単著/ひつじ書房)、共著『ワークショップデザイン論:創ることで学ぶ』(慶應義塾大学出版会)などがある。2008年度日本教育工学会研究奨励賞受賞。2010年度日本教育工学会論文賞受賞。NPO法人 Educe Technologies理事。
HP:http://www.harinezuminomori.net/
<ラーニングフルエイジング>プロジェクト:http://learningful-ageing.jp/
■ 参加方法
下記フォームに必要事項をお書き込みいただき
educecafe【アットマーク】gmail.com
(お手数ですが【アットマーク】を@に変換お願いいたします)までメールにてご連絡ください。
〆ココカラ=======================================
参加申し込みフォーム
educecafe【アットマーク】gmail.comまで 11月19日(日)までにお申し込み下さい
人数が多数の場合は先着順とさせていただきます。
Educe Cafe (11/27) に申し込みます。
氏名:
フリガナ:
所属:
メールアドレス:
この情報をお知りになったきっかけ:
ご興味をもたれた理由などありましたらお願いします:
〆ココマデ======================================
■主催
NPO法人 Educe Technologies
■企画
帝京大学学修・研究支援センター講師 森玲奈