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2008

2015/04/19

【参加者募集】ラーニングフルエイジング研究会 第9回「シェアを設計する」

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5/15 開催
第9回 ラーニングフルエイジング研究会
「シェアを設計する」

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本研究会はこれまで「死ぬまで学び続け成長する存在」として高齢者を位置づ け、高齢者を取り巻く居住、健康、社会参加などに関わる現状と課題を検討してきました。

第9回研究会では、「シェアを設計する」として、新しい場づくりの実践の話を聞きながら、これから必要とされる場を考えていきます。

登壇者のひとりである成瀬氏は「シェア」をキーワードに、新しい住まい、働く場、コミュニケーションの場を積極的にデザインしてきました。今回は、同じく登壇者の後藤氏とともに関わる陸前高田のコミュニティカフェ「りくカフェ」での取り組みを中心に、具体的な事例を紹介していただきます。生涯学び続け成長する存在としての高齢者にとって、どのような場があったらよいのか、「りくカフェ」をヒントに考察していきます。

みなさまのお申し込みをお待ちしております。


■ゲストプロフィール

成瀬友梨(建築家、東京大学 助教)

2007年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 博士課程単位取得退学。同年、成瀬・猪熊建築設計事務所を共同設立。2010年より東京大学助教。地域・ライフスタイル・コミュニケーションという観点から建築を考え、シェアをキーワードに設計を行う。住宅はもちろんのこと、シェアハウス・コワーキングスペース・イノベーションセンター・福祉施設・などを多く手がける。代表作に「FabCafe Tokyo」「柏の葉オープンイノベーションラボ(KOIL)」など。主な受賞に、INTERNATIONAL ARCHITECTURE AWARDS、Arcitizer A+Awardsなど多数。「成瀬・猪熊建築設計事務所」 http://www.narukuma.com

後藤智香子(東京大学 特任助教)

2007年、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了。2011年、同専攻博士課程修了・工学博士。柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)ディレクターを経て、現職。専門は、住環境まちづくり、市民主体のまちづくり、コミュニティ・デザイン、都市計画など。りくカフェのほか、東京都世田谷区でもコミュニティカフェの運営に携わりながら研究を進めている。共著に『日本の街を美しくする』(学芸出版社)、『まちづくり百科事典』(丸善)など。

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■日時:2015年5月15日(金)18:00-20:00
■場所:東京大学大学院情報学環・福武ホール
地下2階ラーニングスタジオ1
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/
■定員:20名(先着)
■参加費:無料
■お申込み方法

http://goo.gl/forms/sTtWyjIrGd

からフォーム記入でお申し込みください
■お申込み締切
2015年5月15日(金)(当日締切)

※福武ホールウェブサイトのシステム障害に伴い延長いたしました。
■お問い合わせ先
ラーニングフルエイジング研究会 運営事務局(園部友里恵/東京大学大学院情報学環 特任研究員)
Mail: (※[at]を@に変えてお送りください)
learningful.ageing[at]gmail.com

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■ラーニングフルエイジング研究会とは?
この研究会は、ミネルヴァ書房から2015年度刊行予定の書籍『ラーニングフルエイジング:超高齢社会における学びの可能性』との連動企画です。
本書では、死ぬまで学び続け成長する存在として高齢者を位置づけ、高齢者特有の学習課題に焦点を当てます。そして、多様な高齢者像の視点に立ちながら、高齢者の学習にはどのような方法をとりうるか、国内外の豊富な取材事例を盛り込みながら、研究者・実務家との領域横断的な議論で検討することを試みます。

この研究プロジェクトは、東京大学大学院 情報学環・福武ホールと医療法人医凰会との共同研究の一環として開催しています。
(企画責任者:森玲奈/帝京大学高等教育開発センター講師・東京大学大学院情報学環客員研究員)