UTalk / 協同はどんな時に上手く働くのか?

清河 幸子

教育学研究科 准教授

第207回

協同はどんな時に上手く働くのか?

2025年6月のUTalkでは、認知科学・教育心理学がご専門の清河幸子さん(大学院教育学研究科・准教授)をお迎えします。清河さんは「協同」に注目し、他者とのやりとりによってそれまで気づかなかったことに気づいたり新しいアイデアが生まれたりするプロセスについて研究しています。昨今の学校教育や職場環境ではチームワークが重視され、協同することが盛んに奨励されています。「協同さえすれば成果が上がる」「問題が解決する」という認識が広がりつつあるようですが、清河さんは「協同には上手く働く時とそうでない時がある」と言います。今回のUTalkでは参加者の皆さんと協同に関する実験を実際に体験しながら、協同が上手く働くのはどんな時か、他者が果たす役割は何か、そして協同から見えてくる人間の思考の特徴について清河さんと一緒に考えていきます。みなさまのご参加をお待ちしています。