UTalk / シャケから紐解く人と魚の付き合い方

福永真弓

新領域創成科学研究科 准教授

シャケから紐解く人と魚の付き合い方

12月のUTalkは環境社会学を専門とする福永真弓さん(新領域創成科学研究科 准教授)にお話しいただきます。私たちの食卓に並ぶシャケやサーモン。彼らはどこで生まれ、育つのでしょうか。カリフォルニアや宮古市でフィールドワークを行い、水産業の歴史を辿った結果、見えてきたのは人工と自然が混ざり合った環境の姿でした。人工ふ化放流事業から養殖に至るまで、私たち人間はシャケを作ろうと試み、また、それを食べて自分の体を作ってきたのです。そこには、人と魚がこれまでいかに付き合ってきたのか、そして、これからどのように付き合っていきたいのか、という問いが潜んでいます。昨今ではゲノム編集や合成生物学といった言葉が取りざたされるようになりました。今回はシャケという身近な存在を紐解き、人間と生き物の付き合い方を考えたいと思います。みなさまのご参加をお待ちしております。

なお、新型コロナウイルスの影響を鑑みまして、今回のUTalk開催はZoomを用いたオンラインのみでの開催とさせていただきます。ZOOMへアクセスするためのURLやパスワードにつきましては、申し込みいただいたみなさまにメールでご案内いたします。