UTalk / リュウグウの粒と太陽系の謎

杉田精司

大学院理学研究科 地球惑星科学専攻 教授

リュウグウの粒と太陽系の謎

UTalkは、様々な領域で活躍している東京大学の研究者をゲストとして招き、毎月開催するイベントです。カフェならではの雰囲気、空気感を大切にし、気軽にお茶をする感覚のまま、ゲストとの会話をお楽しみいただける場となっています。

杉田精司さん(大学院理学研究科 地球惑星科学専攻 教授)のご専門は惑星科学で、JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」の可視画像の解析責任者をされています。「はやぶさ2」の成果は、わたしたちが住む太陽系の初期進化について様々なことを明らかにする鍵となります。近年、太陽系の惑星が過去に大きな軌道変動を経て現在に至ったとする仮説が主流になりつつありますが、「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウの試料分析は、この惑星進化理論に大きく寄与することが期待されるそうです。「はやぶさ2」は何を成し遂げたのか。何が分かって、今後にどんな発見が期待されるのか、お話を聞きながら宇宙への夢を一緒に膨らませてみませんか。みなさまのご参加をお待ちしております。

なお、新型コロナウイルスの影響を鑑みまして、今回のUTalk開催はZoomを用いたオンラインのみでの開催とさせていただきます。ZOOMへアクセスするためのURLやパスワードにつきましては、申し込みいただいたみなさまにメールでご案内いたします。