UTalk / 社会をデザインするための科学技術教育

大島まり

情報学環 / 生産技術研究所 教授

第149回

社会をデザインするための科学技術教育

8月のUTalkでお迎えする大島まりさん(情報学環 / 生産技術研究所 教授)のご専門はバイオ・マイクロ流体工学で、循環器系疾患のための血液シミュレーションを主にご研究されています。理工系に進む女子学生が圧倒的に少ないという状況に問題意識を抱いていた大島さんは、科学技術と社会のつながりにもっと興味をもってもらおうと、1997年から女子高生に向けた科学技術の出張教育を行なってきました。その活動は徐々に進化し、2011年には生産技術研究所に次世代育成オフィスが誕生。現在では高校生向けのSTEAM教育(教科・科目横断型教育)の一環として、出張授業から東大内での高校生向けの授業まで、様々な取り組みを行なっています。日本が新しい技術をこれからも生み出すためには、それに興味をもち、担っていく人材の育成が不可欠です。理系や工学系は難しく手の届かない分野に思われがちですが、実際には社会の様々な分野でその知が生かされています。日本のこれからを担う科学技術教育について、お話しを伺ってみませんか。 みなさまのご参加お待ちしています。

なお、新型コロナウイルスの影響を鑑みまして、しばらくの期間対面でのUTalk開催を控え、代わりにオンライン会議システム「ZOOM」を用いて遠隔でUTalkを開催することになりました。ZOOMへアクセスするためのURLやパスワードにつきましては、申し込みいただいたみなさまにメールでご案内いたします。