UTalk / 「妊娠しやすさ」を科学する

小西祥子

医学系研究科 准教授

第145回

「妊娠しやすさ」を科学する

4月のUTalkは、人類生態学を専門とする小西祥子さん(医学系研究科 准教授)をお迎えします。もともとトンガでフィールドワークされていた小西さんは、トンガの人々は肥満でもなぜ不妊が少ないのかを疑問に感じました。逆に、やせている女性の多い日本では、やせていることによる不妊が多いのではないだろうか、他にも原因はあるのだろうか…?そこから始まったのが「妊娠しやすさ」の科学です。ただ、「そもそも分析できるデータがない」「子どもができないことにも様々な段階があり、実は『不妊』と一言で定義できない」など、研究を始めるだけでも多くの課題がありました。そうした課題に一つずつ取り組みながら、いま「妊娠しやすさ」の何が見えてきたのでしょうか。 みなさまのご参加をお待ちしております。

なお、新型コロナウイルスの影響を鑑みまして、しばらくの期間対面でのUTalk開催を控え、代わりにオンライン会議システム「ZOOM」を用いて遠隔でUTalkを開催することになりました。ZOOMへアクセスするためのURLやパスワードにつきましては、申し込みいただいたみなさまにメールでご案内いたします。