UTalk / 特許は私たちの健康を守るのか?

桝田祥子

先端科学技術研究センター 准教授

特許は私たちの健康を守るのか?

8月のUTalkは、知的財産法を専門とする桝田祥子さん(先端科学技術研究センター 准教授)をお迎えします。みなさんは特許にどのようなイメージを持っていますか?たとえば、新しい薬の開発には長い年月と莫大な費用を要するため、特許制度が開発者の権利と利益を守り、新しい産業を育成する役割を担っています。一方で、特許制度は安価で手に入れやすいジェネリック医薬品や、他の開発者による新しい薬の製造・販売を一定期間制限し、社会全体として見ると、私たちの健康の向上(パブリックヘルス)を阻害する要因にもなり得ると桝田さんは考えています。では、私たちの健康と特許の、より良いバランスとはどのようなものでしょうか?桝田さんのお話を通して、一緒に考えてみませんか。
みなさまのご参加をお待ちしております。