UTalk / 子どもの〈生きづらさ〉を理解する

大塚類

教育学研究科 講師

子どもの〈生きづらさ〉を理解する

1月のUTalkは、臨床現象学を専門とする大塚類さん(教育学研究科 講師)をお迎えします。みなさんは教室で暴力を振るう子どもを目にしたとき、なぜ暴力を振るうのだと考えますか。乱暴者だからでしょうか。落ち着きがないからでしょうか。大塚さんは9年間とある小学校に通い続けるなかで、「鼻つまみ者」にされている子どもたちの〈生きづらさ〉を、臨床現象学の立場から理解しようとしてきました。本当は暴力をふるいたくない、褒められたい。「そうじゃなくありたい」のに「そうとしかあれない」。こうした子どもたちをステレオタイプに押し込めるのではなく、理解しようとするなかで、子どもたちが変わるきっかけも見えてくるといいます。
子どもと関わるすべての方々へ。みささまのご参加をお待ちしています。