Beating 第70号
2009年度Beating特集「突撃!隣の○○科研」
第12回:突撃!日本教育工学会会長(聖心女子大学/永野和男研究室の巻)
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東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
メールマガジン「Beating」第70号 2010年3月30日発行
現在登録数 2,288名
2009年度Beating特集「突撃!隣の○○科研」
第12回:突撃!日本教育工学会会長(聖心女子大学/永野和男研究室の巻)
http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m070
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こんにちは! 2009年度最終号となるBeating 第70号をお届けいたします。
今年度の特集は、「突撃!隣の○○科研」と題して、科学研究費補助金(科
研費)を利用されて研究を推進された先生方に直撃し、お話を伺って参りまし
た。これまで、10名の先生方に大変面白い研究をご紹介いただきました。最終
回の今回は、総まとめとして、日本教育工学会会長である聖心女子大学の永野
和男教授にお話をお伺いしました。
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┃★CONTENTS★
┃【特集】2010年度Beating特集「突撃!隣の○○科研」
┃ 第12回:突撃!日本教育工学会会長(聖心女子大学/永野和男研究室の巻)
┃■お知らせ・「UTalk 化石から進化を探る」のご案内
┃■開催報告・2009年度第4回BEATSeminar
┃「学習環境のソーシャルイノベーション:未来を拓く自律的人材の育成」
┃■2010年度の特集をちょっとだけプレビュー!
┃■編集後記
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┃特集┠───────────────────────────────
┗━━┛ 2010年度Beating特集「突撃!隣の○○科研」
第12回:突撃!日本教育工学会会長(聖心女子大学/永野和男研究室の巻)
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今回は、日本教育工学会会長である聖心女子大学の永野和男先生に、科研費
の教育工学分野での採択状況、企業からの競争的資金などと比較した科研費の
特徴、永野先生ご自身がこれまでに関わられた科研による研究プロジェクトな
どのお話をお伺いしました。
■科研費? 企業からのファンド? 果たして科研費はどんな意味をもつ?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─┐
│Q│科学研究費補助金(科研費)が科学技術の発展に果たす役割についてど
└┬┘のようにお考えでしょうか?
│
│ もしも、科研費がなかったら、企業が補助を行うファンドに公募するか、
│あるいは委託研究という形になるでしょう。日本の場合、企業による社会
│貢献的な投資という事例は少なく、どうしても利益の上がる成果が早く出
│るところへ投資が集中するでしょう。しかし、科研費は、基礎研究への補
│助に力を入れており、重要な役割をしていると思います。
│
│ また、応募された課題の採択の審査は厳しいわけですが、ひょっとした
│らこれは失敗するかもしれないという研究も採択します。結果が見えてい
│る研究というのはある程度必要な一方、結果が見えない研究には、ひょっ
│としたらすごい結果が出るかもしれないというものも潜んでいるのです。
│アイデアや、頑張れば形になりそうな研究に目をつける。そういう枠組み
│を用意しているというのはいいことだと思いますね。
│
│ 科研は10年以上前に、アイデアを温めながら目処を立てる「萌芽研究
│(現・挑戦的萌芽研究)」という種目を作ったのです。新しい研究を立ち
│上げるためのニュートラルなファンドという点で、基礎研究の発展には非
│常に大きな貢献をしていると言えるでしょう。
┌─┐
│Q│教育工学分野での科研費の採択状況はいかがでしょうか?
└┬┘
│
│ 教育工学と科学教育の分野において、2009年度は年間採択件数が272件
│です。そのうち教育工学だけで184件ほどです。採択率は20%前後で、昔
│からほぼ変わりません。
│
│ 科研というのは面白い仕組みになっていて、前年度の応募総数と、応募
│金額の割合で全てのファンドを分けます。採択されなくても合算されて、
│次年度のその分野へのファンドの割当に反映します。
│
│ このような背景から、教育工学領域で科研に応募する人は、日本教育工
│学会の会員ばかりだとは限らないのです。例えば、教育学と教育工学のど
│ちらにも共通する研究の場合、教育学で出した場合の採択率が数%程度で
│ある一方、教育工学なら3,000万円クラスの研究も採択されているという
│状況などから教育工学領域で出したりします。その結果、参入する研究者
│が増えます。増えれば広がるという循環がからくりとしてあります。しか
│し、本来的に教育工学に位置づけられる研究になっていくように指導して、
│学会として良い方向にもって行くことが理想です。
┌─┐
│Q│研究を進める上での企業との関わりについてどのようにお考えでしょう
└┬┘か?
│
│ 教育工学たるもの、アイデアを具現化するというところまで保障しない
│といけないと思うのです。具現化してフィールドに出してフィードバック
│をもらわないとアイデアが本当に良かったかどうかはわかりません。教育
│工学はまだ基礎研究と応用研究が分かれているわけではないから、チーム
│で一通りのサイクルをやってみないと信用も得られません。そうすると具
│現化の部分を一人で作るのは不可能ですし、大学の研究でも一人というの
│は不可能なので、企業の参加はマストだと思っています。
│
│ しかし、もし企業に体力がなければ、成果を短絡化させてしまいます。
│距離をどう保つかが重要です。企業がコントロールするようなプロジェク
│トはやはり怖いです。それは、政府から補助を受けている場合も同じで
│「成果が駄目でした」とは出せないわけです。YESを期待されてプロジェ
│クトが動いていますから。成果が批判できない研究が繰り返されると学問
│が信用を失い、悪いほうに向かってしまいます。腐っても鯛であってほし
│いと願っています。そのニュートラルさをずっと持つことが研究者生命に
│かかわりますね。とはいえ、今の時代、企業との協力がないと応用研究、
│基礎研究ともに絶対に出来ないといえるでしょう。
■永野先生が関わられた科研による研究ベスト3!
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┌─┐
│Q│先生が科研を利用されて行った研究にはどのようなものがありますでし
└┬┘ょうか?
│
│ 80年代の同時期に行ったまったく性格が異なる3つの研究がありました。
│
│ 1つ目は、子ども向けパピルスコンピューターを開発するプロジェクト
│です。三洋電機(株)と協力し、ネットワークも整備されていない時代に光
│ファイバーを使って、子どもが使えるようなコンピュータを作ろうという
│ものでした。小学校4年生向けのカリキュラムやゲーム的な教材を全て一
│から作り、現場で、子どもたちに使ってもらいました。このプロジェクト
│では、今でいうGUIの考え方を実現したことが、最も面白くかつ成果があ
│ったと思います。企業と組んで何か新しいことを作りだすのが当時の「試
│験研究」という種目でした。
│
│ 2つ目は、当時の教育工学は研究の方法論がクリアでありませんでした
│ので、当時の若手研究者で基礎研究の方法論に関する研究を行いました。
│当時は、「工学」でないと「教育工学」でない、すなわち、測れないもの
│は駄目だという意見が多かったのです。
│
│ 歴史をさかのぼると、教育工学の概念は60年代に入ってきましたが、ア
│メリカから入ってきた初期は行動主義的でした。当時、日本の学校教育は
│知識理解の指導が中心的で、問題解決学習や総合的な学習の実践に対する
│実践研究の必要性は感じていても、それを実践研究として位置づける方法
│がはっきりしていなかったのです。特に認知科学の考えも入ってくると、
│方法はますます定まらず、現場でデータをとって証明してというようには
│おさまりませんでした。
│
│ そこで、今の教育工学の主要メンバーが自分たちで勉強会を開いて、方
│法論を言い合って落ち着くところを模索しようとしました。これが今の教
│育工学の礎を築いているし、それぞれが尊重し合っていいところを認めあ
│うという体制ができているのです。次の世代の人もそういう勉強会やった
│らいいのではないでしょうか。
┌─┐
│Q│3つ目の研究はどのような研究でしょうか?
└┬┘
│
│ 3つ目は、これまでの2つの研究と同時期に鳴門教育大学時代に行った、
│現職教員の大学院の授業を全て遠隔教育で行おうという研究です。副学長
│が代表者になり、所属していた学校教育研究センター全体を上げて2年間
│に渡り取り組みました。鳴門まで学生は来なくても、本と何を組み合わせ
│ればこの学習内容が理解できるのかとか、レポートの出し方とか、いろい
│ろな方法を検討したり、ものを作ったりして学習を可能にしようという、
│今でいうe-learningを実現しようとしたわけです。
│
│ 私の恩師、西之園晴夫先生も昔から「キャンパスに人を集めなくてもで
│きるはずだ」というアイデアを持っておいで、例えば、カナダのオンタリ
│オ研究所は、教育研究所でありながら修士コースの教材の配信と評価を担
│っていて、教育学の修士コースでは1980年当時、6人のスタッフで5,000人
│の受講生を担当していました。「1人800人は見れる」というのが恩師の教
│えで、今でも強烈に耳に残っています。私は150人のコースが11個同時に
│動くという教育学の基礎カリキュラムを作りました。
│
│ この結果、学習にはうまくいく場合といかない場合がでてきます。学習
│デザインの中で人間は教員やメンターなど何かの役割をします。この役割
│が対象化でき、その中でどのような役割をしていたのかが分かってきます。
│実はそこが研究成果なのですね。カリキュラムが行き詰ったら、今だった
│ら、メールを送るとか、電話で元気づけるとか働きかけます。そういう役
│割の人間がいないと、実はそのカリキュラムは動かないのです。複数のコ
│ースを同時に動かす中でこれらが見えてきました。そこで得たものはもの
│すごく大きかったです。
■現在の研究には人、特に教師の役割に関する記述が欠けている
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─┐
│Q│今お話いただいた研究の成果から今のe-learning研究をどのようにご覧
└┬┘になりますか?
│
│ 実用的なe-learningは、知識を画面で説明しそのあとに評価テストを設
│けて、合格しなければ次に進めないというのが多いようです。できなけれ
│ば資格を与えないという状況を設定すれば、本人が努力するので、あたか
│も教育が機能したように見えます。しかし、それでは本当にカリキュラム
│が機能したとは言えません。実際の授業は教員がその中に参加していて、
│カリキュラムを機能させています。そういうところが研究ではうまく記述
│されていませんでした。その結果、研究成果に「このようなカリキュラム
│で、このような教材を用い、このように評価したら、こんなにうまくいき
│ました」と出てきても、人のなす役割に関する記述がされていないために、
│誰かが真似しても再現できない事態が起こります。
│
│ 逆に言うと、記述しなければならない部分があるにもかかわらず、それ
│を業績として認める仕組みがない制度自体が問題です。評価されないから、
│そこの記述は捨象されることになります。その結果、「○○先生だからで
│きたのでしょう」ということになるわけです。これではせっかくの成果が
│次に伝承されません。そうではなく、○○先生の何が機能したのか、どの
│部分が機能したのか、その先生の持っているものなのか、対象化できて他
│の先生でもできるのかといったことを整理していくように研究を進めてい
│かないと、工学にはなりません。現在は、その辺の認識がまだまだ甘いよ
│うに思います。
■研究者はいい意味で政策と研究をメタに見る必要がある!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─┐
│Q│昨今の「事業仕分け」で「学校ICT活用推進事業費」の廃止の話題があ
└┬┘りましたが、政策と教育工学研究の関わりをどのようにお考えですか?
│
│ 研究者は、いい意味で政策から距離を置き、メタに見られる立場にある
│必要があると思っています。政策でやっているのは研究の支援ではなく、
│普及でしょう。普及には2つ考え方があります。
│
│ 一つは、研究がある程度見えてきたから、研究者として「普及のGOサイ
│ンを出してもいいよ、これだけちゃんとやったんだから」というものです。
│これは大いに普及してほしい。例えば電子黒板は可能性は持っているけれ
│ど、まだもう少し研究者としてクリアーしておかなければならないことが
│あります。問題がクリアできていない時にあまり大きな政策を打ってしま
│うと、逆パンチになります。
│
│ もう一つの考え方は、多少のリスクはあっても、物事の普及に問題はつ
│きものなので、逆に言えばそれが研究を生みだすチャンスでもあるわけで
│す。電子黒板でも、普及したら普及したでいい使い方が出てきたり、課題
│が見えてきます。
│
│ むしろ怖いのは普及させんがための研究で、昔のCAI(Computer
│Assisted Instruction;コンピュータ援用教育)がいい例です。普及の際
│には、子どもにコンピュータを用意すれば、CAIで何でもできるようにな
│るといったイメージで宣伝してしまいがちです。研究者が見れば「これは
│できる」、「これは無理だろう」というのは、はっきりわかります。具体
│的に言うと、行動主義的な学習であれば反復性があるので適しますが、
│「考える」課題にはまだまだ適応しにくいわけです。
│
│ お金を取るために強引にやってしまうと、結局、教育工学者は見通しが
│ないと思われてしまいます。研究者としてはそこに慎重であってほしいで
│すね。
■ドクターコース整備することが教育工学の面白い研究が位置づく根幹
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┌─┐
│Q│最後に、学会長として、今後の研究者に対して期待されることをお聞か
└┬┘せ頂けますか?
│
│ 研究は面白くないとできません。気乗りしない「頼まれ研究」よりも、
│本人が面白いと思える研究をしたらいい。教育工学はそのスタンスをずっ
│と守りたいと思っています。学会としては「こんな面白い意義のありそう
│な研究をやります」という研究者に対して「そんなの教育工学じゃない」
│なんて言わないほうがいい。新しい可能性のありそうな試みは全部受け入
│れたいというのが僕の発想です。
│
│ ただ、その面白い研究を位置づけることが本人にも必要だけれど、「学
│会」でも必要だということが課題です。ということは、研究者個人も自分
│に対してシビアでなければなりません。「根拠になるデータはないけれど、
│いいと思うからこれだ」なんて言っていたらダメ。自分の中ではきちんと
│した手続き、方法、評価ともに厳しくあるべきです。
│
│ 学会では、出来るだけ一生懸命やっている研究者を、他の学会に対して
│説得できるだけの位置づけをする手助けをしたいと思っています。その努
│力とは、具体的には、大学の中で、ドクターを輩出できる講座やコース、
│資格を作ることにより、面白いことをドクターとして位置付けるというこ
│とです。ドクターを出すのは内輪だけではできず、必ずほかの人の評価が
│入ってきますから、その人たちを説得するということです。私はそういう
│風にしていきたいと思っていますし、皆さんもそういう気持ちで発展して
│いただければ嬉しいなと思っています。
______________
] インタビューを終えて [
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科研費というテーマでお話をお伺いしたわけですが、それに留まらず、研究
者としての「生き方」というか「魂」のようなものを教わったように感じまし
た。特に、永野先生ご自身が関わった研究を紹介して下さいましたが、「面白
いことをやれ」とおっしゃる永野先生が実際に行った研究が本当に「面白いこ
と」なのだということがひしひしと伝わって参りました。また、永野先生の
「研究者はメタな立場に立たなければならない」という言葉は、「なるほど」
と思うと同時に、しっかりと心に刻みこまれました。永野先生、貴重なお時間
とお話をありがとうございました。
※残念ながら、Beating紙面だけでは、永野和男先生の魅力はお伝えしきれま
せん。そこで、写真なども含めてBEATブログに掲載いたしましたので、宜しけ
ればご覧ください!
Beating 第70号:取材ノート (聖心女子大学 永野和男先生)
http://blog.beatiii.jp/cat155/beating_70.html
◎特集記事協力◎
帯刀 菜奈/東京大学 大学院 学際情報学府 修士1年
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┃お知らせ│ UTalk ┠────────────────────────
┗━━━━┷━━━━┛「UTalk 化石から進化を探る」のご案内
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UTalkは、様々な領域で活躍している東京大学の研究者をゲストとして招き、
毎月開催するイベントです。カフェならではの雰囲気、空気感を大切にし、気
軽にお茶をする感覚のまま、ゲストとの会話をお楽しみいただける場となって
います。
4月のUTalkのゲストは、「生きている化石」として有名なウミユリについて
研究されている大路樹生さん(理学系研究科准教授)です。動物学と古生物学、
その両側面からアプローチし、進化の歴史を探索していく自然科学史の面白さ
についてお話いただきます。
みなさまのご参加をお待ちしております。
日時: 2010年4月10日(土)午後2:00〜3:00
場所:UT Cafe BERTHOLLET Rouge
(東京大学 本郷キャン パス 赤門横)
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
料金:500円(要予約)
定員:15名
申し込み方法: (1)お名前(2)ご所属(3)ご連絡先 (4)このイベントをお知りに
なったきっかけ、をご記入の上、
utalk2010@ylab.jp までご連絡ください。
※申し込みの締め切りは2010年4月2日(金)までとします。
なお、申し込み者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございます。
ご了承ください。
┏━━━━┯━━━━━━┓
┃開催報告│BEAT Seminar┠──────────────────────
┗━━━━┷━━━━━━┛2009年度第4回 BEATSeminar
「学習環境のソーシャルイノベーション:未来を拓く自律的人材の育成」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2010年3月27日(土)に2009年度第4回BEAT公開研究会「学習環境のソーシャル
イノベーション:未来を拓く自律的人材の育成」を開催しました。
セミナーではTwitterでハッシュタグ #beatseminar を設定し、Twitter上で
も多くのコメントをいただきました。当日集まったTweetをTogetterでまとめ
ましたのでご覧下さい。
Togetter - まとめ「学習環境のソーシャルイノベーション:未来を拓く自律
的人材の育成(2009年度第4回BEATセミナー)」
http://togetter.com/li/11258
当日の内容はいつものようにセミナーレポートを後日公開いたしますので、
そちらをお待ち下さい。
┏┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃│2010年度の特集をちょっとだけプレビュー!┠───────────┤
┗┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
4月から年度が変わり、2010年度となりますが、特集もリニューアルです。
BEATでも、これまで、Webページ、blog、メールマガジン等を活用して情
報を発信して参りましたが、これにTwitterという速報性に優れたメディア
を加えて、メディアの特徴をより活かした情報発信ができないかと考えて
おります。
そこで、Twitterを活用して、インターナショナルな教育動向を速報的に
お知らせし、その中から特に注目すべき記事について解説を毎月行っていく
ことを企画しています。
2010年度──「Beating」は、世界の教育の動向に目を向けてまいります!
2010年度も「Beating」にご期待ください!
_____________________
]年度末に伴い、アドレスが変更になる方へ[
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ご就職、ご進学、ご転勤などで、メールアドレスが変更になる場合は、
http://www.beatiii.jp/beating/mod.html
で変更が可能ですので、お手数ですが、ご自身で変更をしていただきますよ
うお願いいたします。
※エラーで不着の場合には、自動的にそのアドレスを削除させていただく場
合がございますのでご了承ください。
┏┯━━━━━━━━━┓
┃│ 編 集 後 記 ┠──────────────────────┤
┗┷━━━━━━━━━┛
1年間に渡り「突撃!隣の○○科研」と題して特集してきたメールマガジン
「Beating」も、おかげ様でシリーズ最終回を迎えることができました。最後
までお読みいただいた読者のみなさまに厚く御礼申し上げます。また、今号
取材させていただいた永野和男先生をはじめとする総勢11名の先生方には、
突然の取材にも関わらず、お時間を割いていただきました。本当にありがと
うございました。担当している私自身大変勉強になりました。
東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」も今年度で
第2期を終了し、4月から第3期目に突入します。来年度は、担当者も交代し、
心機一転、教育に携わるみなさまのお役に立てる記事づくりにより一層努めて
参りますので、よろしくお願いいたします! 1年間、ありがとうございまし
た!
ご意見・ご感想をお待ちしております。
「Beating」編集担当 御園 真史 (みその ただし)
-------次回発行は4月27日の予定です。
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本メールマガジンのご登録先は、ベネッセ先端教育技術学講座です。ご登録
にあたって、お知らせいただいたお名前・メールアドレスなどの個人情報は、
ベネッセ先端教育技術学講座にて、「Beating」からのお知らせのためだけに
使用いたします。また、ご本人の同意なく、第三者に提供することはございま
せん。
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ご遠慮いただいておりますので、転載を希望される場合はご連絡下さい。
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□ご意見・ご感想は…
「Beating」編集担当 御園 真史 misono@beatiii.jp
(東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座 特任助教)
□「BEAT」公式Webサイト http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m070c
□発行:東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
Copyright(c) 2010. Interfaculty Initiative in information Studies,
The University of Tokyo. All Rights Reserved.
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