マイナビ
研究概要
20代の仕事からの学習・成長を診断できる質問紙の開発
本プロジェクトは、株式会社マイナビが運営する『マイナビ研修サービス』と東京大学の共同研究として2019年から開始し、「20代の仕事からの学習・成長を診断できる質問紙はどのようなものか」という研究課題に取り組んできました。
具体的には、活躍する20代の実態調査をした後、質問紙調査を通して20代が学習・成長している要因を分析し、20代の仕事からの学習・成長を診断できる質問紙を開発しました。
成果物については、書籍や論文としてまとめています。
研究成果報告
書籍
- 山内祐平 編著(2022) 活躍する若手社員をどう育てるか: 研究データからみる職場学習の未来 慶應義塾大学出版会
論文
- 池田めぐみ,池尻良平,鈴木智之,城戸楓,土屋裕介,今井良,山内祐平(2020) 若年労働者のジョブ・クラフティングと職場における能力向上 日本教育工学会論文誌, 44(2), 203-212.
- 鈴木智之,池尻良平,池田めぐみ,山内祐平(2021) 若年労働者のパーソナリティ特性表現に関する共通性と独自性 ―職場における活躍と伸び悩みに着眼して 質的心理学研究, 20(1), 7-31.
- 田中聡,池田めぐみ,池尻良平,鈴木智之,城戸楓,土屋裕介,今井良,山内祐平(2021) プロアクティブ行動がリフレクションを媒介して職場における能力向上に及ぼす影響 -20代の若年労働者に着目して- 日本教育工学会論文誌, 45(2), 147-157.
- 池尻良平,池田めぐみ,田中聡,鈴木智之,城戸楓,土屋裕介,今井良,山内祐平(2021) 経験学習の測定時における因子構造の考察 -若年労働者を対象にした調査をもとに- 日本教育工学会論文誌, 45(2), 247-255.
- 池尻良平,池田めぐみ,田中聡,鈴木智之,城戸楓,土屋裕介,今井良,山内祐平(2022) 思考のモデリングが経験学習と職場における能力向上に与える影響 -若年労働者を対象にした調査をもとに- 日本教育工学会論文誌, 46(1), 15-24.
- 池田めぐみ, 田中聡, 池尻良平, 城戸楓, 鈴木智之, 土屋裕介, 今井良, 山内祐平(2022) チャレンジストレッサーとヒンドランスストレッサーが若年労働者の業務能力向上と情緒的消耗感に与える影響:レジリエンスの媒介効果に着目して 経営行動科学, 33(3), 143-156.
- 池田めぐみ, 城戸楓, 鈴木智之(2022) 日本語版Employee Agility and Resiliency Scale (EARS-J)の信頼性・妥当性の検討 パーソナリティ研究, 31(1), 69-71.
- Tanaka, Satoshi (2022) Effects of goal orientation and unlearning on individual exploration activities. Journal of Workplace Learning. doi.org/10.1108/JWL-02-2022-0022
査読付き国際会議発表論文
- Ikeda, M., Ikejiri,R., Tsuchiya, Y., Yamauchi, Y. (2020) Relationship between ‘ibasho,’ career resilience and enhancing job performance skills. International Congress of Psychology 2020.